APOLLO 
■ルーフの前後に微妙なカーブでボクシースタイルを緩和
ルノーは現在、大型商用車「マスター」次期型を開発中ですが、そのティザーイメージが公開されました。
初代マスターは1981年に登場。第2世代では日産がOEM供給を受け、「インタースター」として発売されました。
現行型となる第3世代は2010年に登場、日産版は「NV400」として販売されています。現行型は登場からすでに12年が経過、市場で最も古い小型商用車となっています。
同ブランドは次期マスターに関して、「あらゆる用途に最適化できるよう設計されており、ニーズに適応しながら、より遠くへ行くことが可能になります」と述べています。
その取り組みの一環として、マスターは効率を向上させる「エアロバン」デザインを採用しました。
同社は詳細には触れませんでしたが、ティーザー画像には、広大なフロントガラスと接する角張ったボンネットが示されています。また、ルーフの前後に微妙なカーブが付いているため、ボクシーシルエットが緩和されていることがわかります。
以前捉えたプロトタイプでは、曲線的なフロントバンパー、小型のグリル、位置変更されたルノーバッジが搭載されることも示唆されていました。
おそらく、J字型のLEDデイタイムランニングライトを備えたスリムなヘッドライトが追加されるでしょう。また、控えめなホイールアーチと、車両全体のデザインにうまく統合された「ハイルーフ」も期待できます。
フルエレクトリックの「E-Tech」バージョンでは21％、内燃バージョンでは100kmあたり1.5リットルの消費量を削減するといいます。
マスター新型のワールドプレミアは、2023年11月21日からフランスで開催される商用モビリティショー「SOLUTRANS 2023」に予定されています。
