パイオニアのカーナビ「NP1」、今度は地図表示を強化。年末年始の必須アイテム、ドラレコ機能を詰め込み!

■公式オンラインショップでは2024年1月9日まで特別価格で販売中

最近、駐車中は車両盗難、走行中はあおり運転や逆走車と、愛車は常に危険にさらされています。こうした状況に備えるユーザーや法人が増えているのは、2022年度ドライブレコーダーの国内出荷実績が約425万台と、前年より増加していることからも理解できます。

今回のアップデートで専用アプリCarPlay、AndroidAutoに対応させた
今回のアップデートで専用アプリCarPlay、AndroidAutoに対応させた

多くのユーザーは、できればドライブレコーダー機能やナビゲーション機能を一つの商品で済ませたいと思うでしょう。そういった要望に応えて登場したのが、会話するドライビングパートナーのパイオニアNP1です。

NP1はカーナビ機能やドライブレコーダー機能が一体化した、AI搭載通信型のオールインワン車載器です。NP1は音声でナビ誘導してくれるので、ディスプレイの必要がなく装着しやすいのが魅力。

特に、ディスプレイを装着しにくい旧車や輸入車にはピッタリのアイテムと言えるでしょう。また機能面では、スマート音声ナビをはじめ、スマートフォンに通知、すぐに確認して、クラウド保存で取り逃しのない次世代通信型ドライブレコーダーを搭載しています。

取締りの通知やオービスナビはオン/オフできる
取締りの通知やオービスナビはオン/オフできる

また、スマートフォン専用アプリ「My NP1」をダウンロードすれば、スマホの画面で案内サポートをはじめ、愛車の状況を離れた場所からスマートフォンで遠隔監視できるサービスも利用できます。

さらにオプションで快適・安心のLTEデーター通信が、定額使い放題の車Wi-Fiを追加でき、車内を自宅のようなWi-Fi環境を実現できます。

ナビ画面の見やすさや精度には定評がある
ナビ画面の見やすさや精度には定評がある

NP-1の最大の魅力は、OTA(Over The Air)によるアップデートで、機能やサービスを継続的に拡充することができる進化、成長する機能を備えていて、購入後も利便性やエンタテインメント性を向上できることです。

OTAは、SNSやユーザーレビューといったユーザーからの声や、ジャーナリストの意見をリストアップして開発を進められています。

最初のOTAでAlexaが使用可能となった
最初のOTAでAlexaが使用可能となった

これまでOTAは4回実施され、1回目はAlexaが利用可能となりました。2回目は「コエ替え」機能に人気声優の悠木碧さんの音声案内をはじめ、6種類を追加。3回目は遠隔監視のマイカーウォッチ機能の追加。そして、2023年2月の4回目のOTAでは、お出かけスポットが追加されています。

そして、今回5回目のOTAが実施されました。今回のOTAは、これまでの4回と比べてもかなりの大型アップデートといえる内容です。

これまでOTAで追加された機能が一覧となっている
これまでOTAで追加された機能が一覧となっている

まず今回のOTAでは、NP1のスマート音声ナビを補助する「マップ画面」「誘導画面」の表示が可能な専用アプリ「My NP1」を、CarPlay、AndroidAutoに対応させました。

これにより、純正カーナビ・ディスプレイオーディオなどがあれば、「My NP1」のナビ画面をディスプレイに大きく表示できるようになりました。

また、音声検索をアップデート。音声による「住所検索」や「電話番号検索」ができるようになり、これまで以上にスムーズな目的地設定が可能となります。

全国約400件のオービスポイント情報を収録し、ドライバーに提供
全国約400件のオービスポイント情報を収録し、ドライバーに提供

そして、最もユーザーからの要望が多かったオービス/取締り情報通知機能を追加しました。これは全国約400件のオービスポイント情報を収録。進行方向や一般道か高速道路どちらを走行しているのかを判別して知らせてくれるので、不慣れな場所でも安心快適なドライブをサポートしてくれます。

音声で操作・案内する「スマート音声ナビ」が特徴のNP1ですが、スマートフォンの画面にMy NP1のマップ画面や誘導画面を表示して走行するユーザーが多かったようです。そこで、今回のOTAでCarPlay、AndroidAutoに対応させることで、一層サポートを強化したということです。

●ディスプレイで確認しなくても理解できる案内が秀逸

アップデートにより、音声による住所検索や電話番号検索が可能に
アップデートにより、音声による住所検索や電話番号検索が可能に

ディスプレイに地図画面や誘導画面を表示したら、一般的なナビと同じでは?と思う人も多いでしょう。しかし、実際に試乗してみると、従来のナビとは違うことがわかりました。

もともとNP1の音声で操作・案内できるスマート音声ナビを搭載しています。したがって、一般的なナビゲーションの誘導だと地図があることを前提とするため、「200m先を右折です」と案内してくれます。

スマートフォンの画面でも入力可能で、その際はフリック入力が可能
スマートフォンの画面でも入力可能で、その際はフリック入力が可能

しかし、NP1は「200m先2つ目の信号を右折です」と、ドライバーは画面を見なくても理解できるように案内してくれるのです。実際に試乗してみて、200m先と言われても目で確認できませんが、2つ目の信号と言われると、運転しながら目をそらすことなく確認することが可能なのです。

では、ディスプレイに映し出した地図画面は何のためというと、自車位置からコンビニやファミリーレストランなどが近くにあるかどうかを直感的に確認できるというメリットが挙げられます。

スマートフォンの画面でも入力可能で、その際はフリック入力が可能
スマートフォンの画面でも入力可能で、その際はフリック入力が可能

また、今回追加されたオービス/取締り情報通知機能は、高速道路や一般道に設置されているオービスだけでなく、取り締まりの多いエリアを走行すると注意喚起を行ってくれるので、非常に助かります。

5回目のOTAにより、情報の可視化などが進化したNP1。9月にはオプションとして高画質で広報画像の記録が可能なリア用ドライブレコーダー「NP-RDR001]を発売。

NP1にオプション設定されたリアカメラのNP-RDR001
NP1にオプション設定されたリアカメラのNP-RDR001

STARVIS搭載ソニー製CMOSセンサーを採用し、昼夜を問わず鮮明な記録が可能です。また、SDカードに保存された画像は、Wi-Fi接続を介して専用のスマートフォンアプリ「リアドライブレコーダーアシスト」で確認することができます。

専用アプリのMyNP1でドライブレコーダーのデータ等確認できる
専用アプリのMyNP1でドライブレコーダーのデータ等確認できる

万が一の事故等の際に、慌てているときでもNP1とNP-RDR001は別のアプリで確認できるので、探しやすいと言えます。

5回目のOTAで大幅に利便性が向上したNP1ですが、現在公式オンラインショップにおいて、2024年1月9日10時まで期間限定特別価格で販売中です。

NP1とNP-RDR001のデータは別フォルダとなっているので、探しやすい
NP1とNP-RDR001のデータは別フォルダとなっているので、探しやすい

本体+通信+サービス利用料1年分付きは、通常価格6万5780円のところ3万9800円(税込)。そして本体+通信+サービス利用料1年分付き+リア用ドライブレコーダーのセット版は、7万5680円のところ4万9700円(税込)で購入できます。

さらに、2023年12月15日までのアクティベートでLINEポイント3000Pをもれなくプレゼントされますので、詳しくはHPでご確認ください。

年末年始、出掛ける機会が増えるシーズン。このお買い得なタイミングでNP1を手に入れて愛車をアップデートするベストタイミングと言えるでしょう。

(文・写真:萩原 文博)

【関連リンク】

パイオニア NP1 ダブルキャンペーン
https://shop.pioneer.jp/lp/np1-wcpn.html

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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