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■軽自動車のナンバープレートって黄色じゃないの⁉
筆者は最近、新しい車の購入を検討してるんですが、サイズや諸経費を考えると軽自動車も有力候補です。
けれど、あの黄色いナンバープレートはどうにも目立ちすぎて嫌だな、と思ってましたが、意外にも白いナンバープレートを付けている車が少なくありません。
最近では好きなナンバープレートの色が選べるのか? 気になったので調べてみました。
●軽自動車の白いナンバープレートは特別だった……
調べてみたところ、軽自動車の白いナンバープレートは特別なものだということがわかりました。筆者が想像していた通り、軽自動車の通常のナンバープレートの色は、今も昔も変わらず「黄色」でした。
しかし、合法的に白いナンバープレートを装着する方法がありました。これらは「特別仕様ナンバープレート」と呼ばれるもので、イベントや地域の活動などを周知する、一種の宣伝として設けられています。
直近の大きなイベントとしては、2020年に開催された東京オリンピックがありました。この時に用いられた特別仕様ナンバープレートは、普通車と同じ白ベースで、ナンバープレートを囲むように黄色い枠が入り、ナンバーの上の部分に小さなオリンピックのロゴが描かれていました。ちなみに、事業用の緑ナンバープレートは、緑の枠が入ります。
このナンバーのことを、通称「オリンピックナンバー」と呼び、軽自動車のオーナーはこぞって申請したとも言われています。確かに、近年では軽自動車であることが理由に、高速道路などで煽り運転の被害に遭うなどといった事件も発生していることを考えると、目立たないためにも白いナンバープレートを装着するのは一つの手段なのかと感じます。
加えて、他の人とは違った味が出るという意味でも、オリンピックナンバーなどの特別仕様は魅力的かもしれません。
●他にも軽自動車を白いナンバープレートにする方法がある!
この特別仕様ナンバープレートの申請方法を調べてみました。しかし、残念ながらオリンピックの特別仕様はすでに終了(涙)。が、今現在でも申し込みが可能な特別仕様ナンバープレートを発見しました。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催を記念したものです。
大阪・関西万博特別仕様ナンバープレートは、公式キャラクター「ミャクミャク」がデザインされていて、2022年9月26日から申し込みの受け付けが開始され、2022年10月24日(月)〜2025年12月26日(金)までが交付期間です。
また「全国版図柄入りナンバープレート」というのもあり、47都道府県のお花をモチーフとした図柄がデザインされていて、こちらは2022年4月18日から交付が開始、2027年4月30日までが交付期間です。
最も有名なのが、「地方版図柄入りナンバープレート」。これは、各地域の代表的な景色や産物が描かれたもの。2018年からスタートし、現在では50種類以上を超える各地域の絵柄が存在します。
地方名部分(品川とか練馬とか多摩の部分)ごとによってプレートの柄がデザインされていて、たとえば、山形ナンバーなら名産品のさくらんぼの絵が描いてあったり、広島県の福山ナンバーであればプロ野球の広島東洋カープが、熊本ナンバーはくまモンが、福井ナンバーなら恐竜が描かれてあります。
地方版図柄入りナンバープレートも、軽自動車用は黄色い枠、事業用は緑色の枠が施されています。また寄付金ありがカラー、寄付金無しならモノクロといった違いもあります。しかも、申込金額は10,000円しないほどの金額で、簡単にウェブからも申し込めるとのことです。
人と違ったナンバープレートを装着したい方は、特別仕様や地方版図柄入り、全国版図柄入りなどをチョイスすれば、軽自動車でも白いナンバープレート(枠は黄色/地方別はデザインによっては白地でないものもあり)を検討してみてはいかがですか?
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