■450万円~500万円と同ブランド最高価格が濃厚
スズキが2025年にも市販化を計画している次世代EV「eVX」市販型デザインを世界最速予想プレビューします。
同社は2023年1月、インド・デリー近郊で開催されている「Auto Expo 2023」にてEVコンセプトモデル「eVX」を世界初公開、10月28日から開催予定の「ジャパンモビリティーショー2023」でその進化版をワールドプレミアする予定です(画像はすでに公開)。
そこで最終市販デザインがどうなるのか、お馴染みCGアーティストのTheottle氏に予想CGを制作してもらいました。
CGでは、彫刻されたフェンダー、プラスチック製のフェンダー、頑丈なバンパーデザインなど、最新のeVXコンセプトの基本的なスタイリング要素が継承されています。
しかし、市販型へ向けたいくつかのデザイン変更がみられます。最も注目したいのは、スリム化されたヘッドライトで、その内部には、コンセプトで特徴付けられているY字型 LEDデイタイムランニングライトが、下部に縁取られています。
そのほかの変更は、他モデルから採用された量産アロイホイール、より大きなミラーキャップ、およびルーフレールの追加です。また外装のバイトーン処理と、ボディ下部のアルミニウム風のアクセントを維持しています。
スズキによりますと、eVXコンセプトのサイズは長さ4,300mm(169.3インチ)、幅1,800mm (70.9インチ)、高さ1,600mm (63インチ)となっています。これは、量産モデルがSX4 S-Crossとほぼ同様で、Vitaraよりわずかに長いことを意味します。
eVXはスズキにとって初のグローバルバッテリー電気モデルとなるため、非常に重要な役割を果たします。そのため市販型では、コンセプトモデルほど攻めたデザインではなく、予想CGに寄った保守的デザインに仕上げられる可能性が高そうです。
eVXの発売は2025年以降で、価格は450万円~500万円と同ブランド最高価格のフラッグシップモデルになると予想されます。