実はまだなかった。インフィニティ初のEVモデル「ビジョンQe」が登場間近

■「いくつかの驚くべき新モデル」の発表と同時にデビュー

日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」は、新型EVモデルを示唆する「ビジョンQe」のティザーイメージを公開しました。

インフィニティ ビジョンQe ティザーイメージ
インフィニティ ビジョンQe ティザーイメージ

海外高級モデルということで意外かもしれませんが、インフィニティにはこれまでフルエレクトリックモデルは存在しておらず、これがブランド初のEVとなります。

インフィニティ ビジョンQe ティザーイメージ
インフィニティ ビジョンQe ティザーイメージ

同ブランドでは、10月24日にこの新型EVを初公開しますが、将来の新型モデルがどのようなものになるかについてのアイデアを提供し、「いくつかの驚くべき新モデル」の発表と同時にデビューする予定となっています。

公開されたティザーイメージは、4ドアクーペのプロモーション、滑らかなルーフラインを持ち、ヒョンデの4ドアクーペ「アイオニック6」を彷彿させます。

インフィニティは、ブランドイメージを刷新する方向に取り組んでおり、その取り組みの一環として、新しい立体ロゴ、刷新された小売システムを導入。2022年に20%強減少した売上高が、今年最初の9カ月間で部分的に回復、48%近く増加しました。

新型EVと同ブランドの新型攻勢は、日産の「Ambition 2030」戦略の一環です。同社は2021年にこの計画を発表、2030年までに19台以上の新しいEVと27台の新しい電動モデルをラインナップに加えたいと考えています。また2026年までに欧州販売の98%近くを電動車が占めると予想しており、同年までに米国での販売の40%を電動化したいと考えています。

ビジョンQeは、今後数年間にルノー・日産・三菱アライアンスから発売される、35台のEVの90%を支える5つのプラットフォームのいずれかに搭載される可能性が高いようです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる