スバルWRXに新グレード「TR」追加へ。レカロシート装備、デビューは10月7日だ!

■WRXとSTIのギャップを埋める可能性も

米・スバルは、「WRX」に新たに導入される「TR」の発表を直前に控えていますが、その最新ティザーイメージが公開されました。

スバル WRX TR レカロシート ティザーイメージ
スバル WRX TR レカロシート ティザーイメージ

新たに公開されたのは、標準装備されると思われる「RECARO」シートです。スバルはTRが「よりシャープで、より愛好家を重視した」モデルであると発表、期待が高まっています。

スバル WRX TR  ティザーイメージ
スバル WRX TR  ティザーイメージ

TRは、スバル・モータースポーツのドライバーであるトラビス・パストラーナ氏と、プロスケートボーダーのカリスマ、バッキー・ラセック氏により開発が進められたモデルといいます。

詳細は明らかにされていませんが、先日公開されたティザーイメージでは、18~19インチと見られるライトガンメタル仕上げのホイールと、赤いブレンボ製ブレーキキャリパーが見てとれます。

2023年のWRXでは、2.4リットル水平対向4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載。最高出力は271psを発揮し、「スバルグローバルプラットフォーム」に切り替わったことにより、従来モデルと比較してねじり剛性が28%向上、サスペンションポイントの剛性が75%向上しました。

現在「WRX」「プレミアム」「リミテッド」「GT」 の4つのグレードが存在しており、最高級のグレードには、コンフォート、ノーマル、スポーツ設定の電子制御ダンパーが装備されています。

現段階で「TR」がどの位置に置かれるか不明ですが、新世代WRXにSTIバージョンが導入されていないことなどからも、このTRがWRXとSTIのギャップを埋める可能性もありそうです。

WRX TRのワールドプレミアは、2023年10月7日に予定されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる