新型「ティグアン」か? フォルクスワーゲンが9月19日に新型モデルを発表へ

■「急速充電」や「全世界」などのキーワード

フォルクスワーゲン(VW)は、9月19日に謎のワールドプレミアを開催する計画があるとの発表をするとともに、ティザームービーを公式Twitterで公開しました。詳細は秘密にされていますが、これまでティザーキャンペーンを展開し、プロトタイプが公開されているクロスオーバーSUV「ティグアン」次期型の可能性が高いようです。

VW ティグアン 次期型 プロトタイプ
VW ティグアン 次期型 プロトタイプ

ティザームービーでは、カレンダーチェック、「急速充電」とワールドプレミア日程について示唆しています。

VW ティグアン 次期型 プロトタイプ
VW ティグアン 次期型 プロトタイプ

プロトタイプでは、LEDバーで接続されているように見えるスリムなヘッドライトを備えた、曲線的なフロントエンドが確認でき、それらは垂直のエアカーテンと幅広の中央吸気口によって接続されています。

側面では、柔らかな曲線を描き、流れるようなボディワークが見られます。また上向きに広がるベルトラインと、プラスチック製のボディクラッディングが見てとれます。リアエンドでは、全幅のライトバーが背面に搭載されることも期待できます。

キャビン内もすでに公開されており、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと12.9インチのインフォテインメントシステムが期待できるほか、オプションで15インチディスプレイも提供するなど、「パサート ヴァリアント」の足跡をたどっています。

市販型では、「MQB evo」プラットフォームを搭載し、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、ガソリン、ディーゼルのパワートレインを用意、それらの多くはパサートと共有される可能性が高く、選択肢には最高出力177psを発揮する1.5リットルTSIが含まれる可能性があります。また電気のみで62マイル(100km)の航続距離を備えたプラグインハイブリッドバージョンも期待できます。

以前の報道では、次期ティグアンはヨーロッパなどの特定の市場でのみ提供されると示唆されていましたが、ティザーでは「全世界」を示唆しており、注目されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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