■箱根ターンパイクに集まった約90台のバリエーション豊かなOZファン

イタリア発のホイールブランド「OZ(オーゼット)」。
本社はイタリアのパドヴァにあり、すべて「メイド・イン・イタリー」により、そこから世界中へと輸出されています(※日本製のジャパン限定モデルなど、一部例外あり)。
創業は1971年といいますから、50年以上の歴史を誇るホイールメーカーです。WRC(世界ラリー選手権)やF1など、世界最高峰のモータースポーツシーンにホイールを供給してきたことでも知られています。

そのOZの“日本支社”として公認されているのが「オーゼットジャパン」で、内山代表が「OZを愛用してくれる日本のファンと交流を深めたい」と始まったのが、「OZ FAN MEETING」です。
これまでに中部圏で4回実施されて好評を得てきましたが、今年は初の関東開催。場所は走り屋の聖地、箱根ターンパイクです。

イベント当日の9月3日、降水確率高めの予報でしたが、なんとか曇り時々晴れという中で無事に開催されたミーティング。
応募は完全事前制で、車種は問いませんが、もちろんOZホイールを履いていることが条件。エントリー枠は募集開始から早い段階で埋まってしまったそうです!

集まったOZファンは、王道のフォルクスワーゲン、アウディ、アバルト、MINI、プジョー、シトロエンなどのヨーロッパ車を中心に、フェアレディZ、GT-Rなど日本車も多数。
ユニークだったのは、往年のセリカGT-FOURやプジョー206、シトロエン・クサラなどのラリーレプリカ。1990年〜2000年代のWRCファンには懐かしくてたまらない光景です! 当時の車両にもOZの名作「ラリーレーシング」などが装着されていたのです。

「OZファンミーティング」は、オーナー同士で交流を深めてもらうだけでなく、よりOZを知ってもらうために、これまでの歴史や今後の取り組みなどもレクチャー。
また、ケータリングで美味しいイタリアンを振る舞ったり、レアなOZグッズがもらえる抽選会なども行うなど、充実したコンテンツとなっていました!
(文・写真:TOKYO CIAO MEDIA)