パイオニアがオールインワン車載器「NP1」のオプションとして、リヤ用ドライブレコーダー「NP-RDR001」を発売

■後方映像も鮮明に残せるリヤ用カメラをオプションで追加設定

パイオニアのオールインワン車載器「NP1」は、音声だけで目的地の検索、案内、ルート確認が可能なほか、ドライブレコーダー、Wi-Fiスポットへの対応など、1台何役もこなすことができる次世代機器です。

運転中や駐車中(別売の駐車監視用電源ケーブル「NP-BD001」が必要)に衝撃を検知した時や、声や手動操作で録画を行う際は、SDカードの常時録画に加えて、クラウドにも保存されるため、「もしも」の瞬間も録り逃がしません。

リヤ用ドライブレコーダー「NP-RDR001」
リヤ用ドライブレコーダー「NP-RDR001」

また、クラウドに保存されるとスマホに通知されるため、いつでも、どこでも映像を確認できます。サービスや機能の追加、更新を「通信」で行うことで、購入後も継続的にユーザーの使い勝手を高めることができます。

次世代通信型ドライブレコーダー、スマート音声ナビ、車Wi-Fiなどに対応する「NP1」
次世代通信型ドライブレコーダー、スマート音声ナビ、車Wi-Fiなどに対応する「NP1」

パイオニアは、「NP1」用オプションとして、高画質で後方画像の記録が可能なリヤ用ドライブレコーダー「NP-RDR001」を発売します。発売開始は、2023年10月の予定です。

ドライブレコーダーは、後方などからのあおり運転に対応するため、前後2カメラ式が主流になっています。さらに、同社が行った調査では、ドアパンチや当て逃げなどへの不安が8割、6割以上が車両の盗難に対して不安を感じていると回答している方がいるそうで、こうしたトラブルを未然に防ぎ、愛車を守る機能としてのニーズにも応えるオプションになります。

リヤ用ドライブレコーダーの取り付けイメージ
リヤ用ドライブレコーダーの取り付けイメージ

このほど発売されるリヤ用ドライブレコーダーは、後方映像の録画ニーズに応える「NP1」ユーザー向けの商品です。もちろん、新規で「NP1」を導入し、リヤカメラをオプションから選択することも可能になります。

2つのフルHDカメラで前方、車内、側面、後方の撮影が可能な「NP1」と併用することで、あおり運転や追突事故などの予期せぬトラブルの撮影を強化することができます。

さらに、夜間やトンネル出入り口など明暗差がある環境でも、フルHDカメラにより高精細な映像を記録。また、SDカードに保存された画像はWi-Fi接続を介して専用スマホ・アプリ「リヤドライブレコーダーアシスト」で確認することもできます。

夜間の映像記録
夜間の映像記録

新たに加わるリヤ用ドライブレコーダー「NP-RDR001」は、「NP1」と併用することで、後方画像記録を強化。リヤウインドウに装着することで、キャビン内のリヤシートやピラーなどが映りこむことなく、後方を撮影することができます。

ソニー製の「STARVISTM」CMOSセンサーが搭載され、昼夜を問わず鮮明な記録が可能です。SDカードを取り外すことなく、Wi-Fiを経由してスマホ専用アプリで記録した映像の確認ができます。

記録画角イメージ
記録画角イメージ

そのほか、SDカードへの「連続録画」に加え、衝撃検知時には「イベント録画」にも対応。万一の瞬間を録り逃さない記録が可能。録画エラーを未然に防ぐ「SDカードフォーマットフリー」にも対応しています。

●価格:オープン(実勢税込価格は、約1万円前後を想定)

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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