■「ローグ」についで販売台数が10万台を超えた2モデルがEVへ移行
減少傾向にあるセダンセグメントですが、日産「ヴァーサ」と大型の「アルティマ」兄弟モデルが2025年に生産終了となる可能性が高いと米「Automotive News」が報じています。
この報道に関して日産は肯定も否定もしていませんが、アルティマは2022年秋に一部スタイリングを新設計し、新技術を搭載するなどアップデートがなされています。
同ブランドでは「私たちは、利便性、娯楽性、安全性を高める技術を搭載した良い車をお客様に提供するために、セダンセグメントへの投資を続けています。日産の野心2030ビジョンの実現に向けて加速する中で、私たちは多くのエキサイティングな開発計画を持っていますが、 現時点では共有できることは何もありません」と述べています。
アルティマに関しては、昨年13万9,955台を販売、同社の2022年ラインナップにおいて、「ローグ」についで販売台数が10万台を超えた唯一の2モデルとなるなど、明るい未来を予感させますが、それで19.6%売上が減少していることから、生産終了が視野に入っているようです。
ただし独自調査によると、2026年には2台のフルエレクトリックセダンが計画されているようで、「アルティマ」「ヴァーサ」後継モデルとなる可能性が高いこともわかりました。