「遠くまで行きたくなる」蒼猫いな×ルノー・カングー【注目モデルでドライブデート!? Vol.165】

■スライドドアはあり?

ルノー・カングー
ルノー・カングー

スライドドア付きの車は、デートカーになり得るのか?

今回の”彼女”は、蒼猫いなさん!
今回の”彼女”は、蒼猫いなさん!

スライドドア付きの車といえば、多いのはミニバンや軽自動車のスーパーハイトワゴンだ。それらは今やファミリーカーのメインストリームといってよく、日常的に見かける存在。だからデートで出かける際に活用しても、違和感はないかもしれない……。一般的には。

ドキドキを楽しみたい
ドキドキを楽しみたい

しかし、ドライブデートをこよなく愛すると車好きとしては、なんとなく納得いかないのもまた事実だ。

だってドライブデートと言えば、気分をアゲて非日常とドキドキを楽しむための行為。家族の幸せのためにある(=生活感に満ち溢れた)ファミリーカーでドライブデートに出かけるなんて、子ども向けアニメを見る映画デートのようなものだ。なかには、それが好きという人もいるかもしれないけれど。

●デートも楽しめる

でも、ルノーの「カングー」なら話は変わってくる。カングーはスライドドア付きのハイトワゴンで、日本においてはどちらかといえばファミリー向けの車だ(本国フランスでは「仕事に使う商用バン」である)。

ルノー・カングーの「開放力」
ルノー・カングーの「開放力」

だけど、カングーの魅力は、普通のハイトワゴンやミニバンと違ってオシャレなこと。普通のファミリーではなく、生活をよりオシャレに楽しめることを基準にモノ選びをするファミリーが好むファミリーカーである。

そんな車なら、ドライブデートだってアリだと思う。

「リラックスできるね」
「リラックスできるね」

「広くて開放的だね。リラックスできるっていうか、心地いいよ。なんだか遠くまで行きたくなる」

まるで優しく包み込んでくれるような、ふんわりとした雰囲気がカングーの魅力。彼女もカングーのそんなキャラクターを気に入ってくれたようだ。

デートに使える実用車
デートに使える実用車

カングーなら、デートを楽しめるスライドドア車として認識していいと思う。

(文:工藤 貴宏/今回の“彼女”:蒼猫 いな/ヘア&メイク:千葉 ちえみ/写真:ダン・アオキ

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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