■ドイツの地で製造される初めてのMINIモデルに
MINI(ミニ)が現在開発中の「ハッチバック」、および「クロスオーバー」(海外名:カントリーマン)EV新型が、9月1日(ドイツ時間)にデビューすることがわかりました。
注目は、ICE搭載モデルを後日とし、EVバージョンを先行公開することで、次期型ではEVを重視していることが伺えます。
このダブルデビューは、9月1日午前11時(ドイツ時間)にミュンヘンから生中継される予定です。また、実車は9月5日に開幕するIAAモビリティ2023にて展示されます。
公開されたティザーイメージには、クーパーEVとカントリーマンEVの進化したシルエットと、LEDデイタイムランニングライトのみが示されていますが、次期型に関しては、これまで多くのことがわかっています。
クーパーハッチバックは、先代の3ドアハッチバックボディが維持され、見慣れたシルエットと、丸型ヘッドライト、大型グリル、黒いピラー、白いルーフなどの特徴的なデザインにより、一目でそれと認識できます。
クーパーを含む新しいMINIファミリーの内部には、シンプルなダッシュボードの目玉として、円形のOLEDタッチスクリーンが搭載されています。中央のディスプレイは 9.4インチで、AndroidベースのMINIオペレーティングシステム9上で動作し、「Spike」という名前の仮想アシスタントと「エクスペリエンス モード」を備えています。
EVの仕様ですが、エントリーグレード「Cooper E」には、最高出力184psを発揮するシングル電気モーターと40.7kWhのバッテリーが搭載されます。上位モデル「Cooper SE」では、最高出力218psを発揮する電気モーターと54.2kWhの大容量バッテリーが搭載され、航続距離は300〜400km(186~249マイル)の動力性能を持ちます。また、仕様はまだ発表されていませんが、最強「JCW」バージョンも設定が確実視されています。
一方クロスオーバーは、BMW X1およびiX1とプラットフォームを共有しており、PHEVモデルは生産終了となりますが、EVとICEパワートレインが提供されます。ボディサイズは先代より130mm(5インチ)長くなり、全長は4,429mm(174.4インチ)へ成長、より広々としたキャビンが約束されています。
クロスオーバーEVのスペックですが、すでに2つのグレードを明らかにしています。
「Countryman E」には最高出力191psを発揮するシングルモーターが搭載され、より強力な「Countryman SE ALL4」には、BMW iX1と同様に、最高出力313psを発揮するデュアル電気モーターが搭載されます。どちらも64.7kWhのバッテリーパックにより供給され、約280マイル(450km)のWLTP航続距離を実現します。
ワールドプレミアが行われた後は、兄弟車であるX1/iX1が生産されているBMWグループのドイツ・ライプツィヒ工場で、2023年11月に生産が開始される予定ですが、MINIブランドのモデルが、ドイツの地で製造されるのはこれが初めてとなります。