■「スカンジナビアのリビングルーム」と呼ばれる高級仕様に
ボルボは、ブランド史上初となるミニバン「EM90」を11月にワールドプレミアすることを発表、そのティザーイメージが公開されました。
同ブランドでは、この新型ミニバンを「スカンジナビアのリビングルーム」と呼び、「あなたの人生に余裕を生み出す」と語っています。
真上から撮影されたティザーイメージでは、後部乗員用のパノラミックサンルーフと、運転席と助手席用の小さなガラス部分が見てとれます。おそらく、車の両側にスライドドアを持ち、3列シートを収容できるほどの大きさがあると思われます。
フルエレクトリックモデルであること以外は明かされていませんが、ルーフ、ドアハンドルやアンテナ、サイドミラーなどが同じことからも、吉利ブランドのZeeker 009をベースにしていると思われます。
009は、ロータス「エレトレ」や、ポールスター「5」と共有する「SEA」プラットフォームを採用。システム合計出力534psを発揮するデュアルモーターと140kWhの大容量バッテリーを積み、中国小型車テストサイクル(CLTC)で511マイル(822km)の航続距離と、0-100km/h加速4.5秒の動力パフォーマンスを持ちます。EM90が同じスペックを持つか、よりアップグレードされるかは不明です。