■ダブルアーチグリルやデジタル・ピアノキー次世代照明テクノロジー採用
日産は海外市場で展開する高級ブランド「インフィニティ」の次世代デザインの方向性を示す「QXモノグラフ・コンセプト」を世界初公開することを発表しました。
このモデルは、8月17日に米国で開催される「ペブルビーチ・オートモーティブ・ウィーク」にて公開予定で、同社によれば「大胆なプロポーション」と「印象的なデザイン要素をプレビュー」する予定だといいます。
公開されたティザーイメージからは、カスケードグリルと、ブランドのイメージを刷新する取り組みの一環として、この夏の初めに発表された、新しい3Dロゴが確認できます。
またダブルアーチグリルや、「デジタル・ピアノキー」と名付けられた次世代照明テクノロジーが採用されます。
同ブランドでは、2020年にQX60をプレビューした「QX60モノグラフ」を初公開しており、今回の「QXモノグラフ・コンセプト」のコンセプトモデルが、現在開発中の「QX80」次期型の方向性を打ち出すとともに、市販型のプレビューモデルとなるかもしれません。
以前捉えたQX80のプロトタイプでは、スプリットヘッドライトのデザインや、親設計のLEDデイタイムランニングライトも確認されています。
今年のペブルビーチで、日産とインフィニティからは、QX80モノグラフ以外にも4つの4分の1スケールのデザインモデルが持ち込まれ、初めて一般公開される予定です。また1916年製DAT 41、1966年製プリンス スカイライン 2000-GTB、1970年製ニッサン スカイライン H/T、1995年製ニッサン スカイライン GT-Rが展示予定となっています。