BMW最強SUVの競演。「X5 M」「X6 M」のコンペティションはV8マイルドハイブリッド搭載

■マイルドハイブリッドにより加速時のパフォーマンスが向上

BMWは、パフォーマンス・クロスオーバーSUV「X5 M」とクーペSUV「X6 M」に設定される「コンペティションバージョン」を、米国カリフォルニア州ぺブルビーチで開催される「モントレー・カー・ウィーク」に出展することを発表しました。

BMW X5 M コンペティション
BMW X5 M コンペティション

2023年2月上旬には2024年型BMW X5およびX6を初公開しています。そのベースモデル同様にアップデートされたMコンペティションモデルでは、新設計されたLEDデイタイムランニングライトを備えるスリムなヘッドライトを装備、キドニーグリルはブラックアウトし迫力が増しています。

新しい外装色には「ブルックリン グレー メタリック」「マン島グリーン メタリック」「フローズン ピュア グレー メタリック」が追加されます。

BMW X6 M コンペティション
BMW X6 M コンペティション

ボンネットの下には、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを引き続き採用しますが、48Vマイルドハイブリッドアシストが搭載されます。また12psの馬力と199Nmのトルクを発生する電気モーターが8速「M ステップトロニック」トランスミッションに組み込まれます。この電動化により、加速時のパフォーマンスが向上するといいます。

さらにV8エンジンには、クロスバンク・エキゾースト・マニホールド、強化されたクランクシャフト・ドライブ、ターボ用の電気制御ブローオフバルブ、改良された吸気ダクト、ベーン型オイルポンプなどの新しいコンポーネントが搭載されるほか、Mスポーツエグゾーストを標準装備、排出ガスを削減する最新の触媒コンバーターが採用されています。

キャビン内では、12.3インチのインフォメーションスクリーンと、14.9インチのコントロールモニターを統合させた BMWカーブドディスプレイが採用されます。またキャビンにはカーボンファイバートリムが標準装備されており、ファインラインブラックや、シルバーアッシュルートオープンポアウッドなどのオプションを選択できます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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