FUJI Rock Festivalにクルマで行ったら、帰り道こそラクさ・快適さを実感【東京でクルマ買っちゃいました日記・第20回 音楽フェスに行ってみた編2】

■今までフェスへ電車移動で行っていたからこそわかる、マイカー移動の最高さ

●深夜1時までライブを楽しむも、40代の身体にはさすがに辛い!

深夜1時まで会場にいたので身体がボロボロ。されど次の日は仕事……
深夜1時まで会場にいたので身体がボロボロ。されど次の日は仕事……

こんにちは、東京ど真ん中でクルマを買ってしまった半澤です。

前回の記事で、マイカーでフェスに行くことがどれだけ素敵かを熱弁させていただきましたが、今回も前回に引き続き、フェスにクルマで行くメリットを語っていきたいと思います。

今回は帰り道編。フェスに限らずイベントの帰りこそ移動って辛いですよね。

ボクは今年、FUJI Rock Festival3日目だけを観てきたのだけど、会場にお昼過ぎに着き、ライブ会場を出たのは深夜1時過ぎ。約12時間ライブに身を浸していました。こんなに深夜まで元気に外にいたのは久しぶり!

昔は毎晩見ていた『世界の車窓から』(23時45分放送)を見ることなくベッドに入ってしまうほど、今は早寝早起き。午前1時に外にいるなんて、しかもライブを観ているなんて、普段からは考えられない状態だったわけです。

最高に楽しかったけれど、ライブ会場を出た途端に疲れがドッと押し寄せてきました。見事なオジサンになった(おかげさまで40周年! ディズニーランドとファミコンと同い年)ボクたちには、もはやフェスへのクルマ移動はマストとすら言えるでしょう。そのあたりも詳しく述べていきますね。

●重たい荷物を持っての移動は帰り道こそ絶望!

巨大な荷物もクルマに積んで、重たい思いとはおさらば
巨大な荷物もクルマに積んで、重たい思いとはおさらば

まずは、なんと言っても重たい荷物と移動の苦労ですよね。行きはまあ、ワクワク感がみなぎっているから荷物があってもそんなに気にならないけれど、疲労困憊のオジサンにとってはイスやらリュックやらフェスアイテムはひたすら邪魔。筋肉への負荷でしかないわけですよ。

が、クルマがあるとホテルを出た瞬間から荷物から解放されるので、これは本当快適でした。汚れていたりするので、電車に乗るよりマイカーは気分的にもラクでした。

20代の頃はフェスの当日に電車で帰って友だちと締めの一杯、なんて離れ業もできましたが、今はとてもとても。現地で一泊、ぐっすり寝た後にクルマで快適に帰るという大人の選択ができて、めちゃめちゃ幸せでした。

また、さすが老舗フェスだけあって、FUJI Rock Festivalには小さい子ども連れのご家庭もたくさんいましたね。皆さん、クルマをうまく使って、家族でのフェスを楽しんでいたようでした。

大きな荷物ももちろん、参加人数が多い場合はクルマの利用が正解。今回、初めてフェスにクルマで行ったわけですが、なるほどクルマで来る人がそりゃあ多いよなあ、と今更ながら感じました。

●フェスの思い出に花を咲かせながらの帰路。これも心地よい

思い出を口々に語りながらまた音楽を復習。これも帰りの楽しみ
思い出を口々に語りながらまた音楽を復習。これもフェス帰りの楽しみ

また、クルマで帰れたメリットはほかにも。往路同様にやはり、素晴らしいと感じたのは、クルマで大きな音で音楽を流せるということ。

一緒に行った友人Y君とはフェスの途中で別行動になったのですが、「あのアーティストどうだった? どの曲良かった?」なんて思い出話をし、出演アーティストの楽曲を流しながら帰りました。もう一回改めて音源を流すと、やっぱりあっちのステージのライブを観ておけばよかった、なんて反省もちらほら。たくさんのアーティストが登場するフェスは、この反省タイムまで満喫したいですよね。

帰り道は幸い渋滞がなく、関越自動車道をスラスラと帰ってこれたのもあるんですが、フェス話や音楽の話題に花を咲かせていたので大袈裟でなく、一瞬で東京に帰ってこれたという感覚でした。

おかげで昼すぎに東京に戻り、そのまま仕事にスムーズに移行。以後、普通に夜まで働けました(辛かったけど)。新幹線で帰っていたら、きっとぐっすり眠ってしまい(それはそれでいいけど)思い出話もちゃんとできなかったろうなあ。その後、仕事する気なんておきなかったろうなあ。

●また食べたいPAメシと遭遇。来年も絶対行きます!

谷川岳SAのもつ煮込み定食(900円)。絶品すぎました
谷川岳PAのもつ煮込み定食(900円)。絶品すぎました

クルマゆえの感動がもう一つ。これFUJI Rockにクルマに行く勢はみんな知っているの? ならば早く教えてほしかった!

関越自動車道、谷川岳PAで食べたごはんが、過去にSA・PAで食べたごはん史上トップ3に入るくらい、美味しかったのです。クルマ移動だからこそ経験できた感動メシでした。

10時にホテルを出て、谷川岳PAに着いたのがその30分後くらいでしょうか。なんとなく食べた朝ごはんが、こちらもつ煮込み定食。

疲れ果ててボロボロだったボクらに、温かいもつ煮が沁み渡ったのと同時、フェスという異世界から引き戻されたことを実感しました。

お腹いっぱいでやる気もみなぎり、スルッと現実世界に帰ってこれましたね。濃厚な煮込みはまさに米ドロボー。大盛りごはんがみるみるなくなり、Y君とともに驚きました。

調べてみると、このもつ煮定食はなかなか人気のようで、ほかのサイトなどにも取り上げられていました。朝8時からやっているPAなので、またFUJI Rock帰りに絶対行きたいですね。

この店やこの料理に限らず、クルマだからこそ行けるフェスの地元メシというのは、もっと注目されてもいいように思いました。せっかく遠出したのだから、ごはんまで楽しまなきゃね!

今回ボクが行ったのはFUJI Rock Festivalでしたが、クルマとフェスは抜群に相性がいいし、音楽をより身近に感じる、楽しむにもクルマ移動は本当おススメですね。

夏から秋にかけて、これからもたくさんの音楽フェスがありますが、ぜひ参考にしていただければと思います。そしてボクは来年もクルマでフェス行くな、こりゃあ。それくらい快適で楽しかったです!


次回、第21回【クルマを借りてみた編】。夏なので、またまたレジャーのお話。マイカーを持っているからこそ感じたレンタカーの良さとは?

半澤 則吉

この記事の著者

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半澤 則吉

1983年福島県生まれ。お金、レシピ、収納といった日々の暮らしまつわる事柄を専門とするライター。町中華を巡る町中華探検隊、ドラマライターとしても活動する。会社員時代にスズキスイフト(2代目)に乗っていた以外車との関わりはなく、父がスバルの歴代の名車を乗り継ぎ、母がダイハツミラジーノを愛車としているため、輸入車とは縁のない人生を送ってきた。
が、一念発起しフランス車を購入。車のある人生にわくわく中。
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