VWグループ屈指の機能満載。シュコダ「スペルブ セダン」次期型、11月デビューが濃厚

■最大12.9インチのインフォテインメントシステム、マルチレベルのダッシュボード搭載

チェコの自動車ブランドで、現在フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダ・オートは、現在主力モデル「スペルブ セダン/コンビ」次期型を開発中ですが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

シュコダ スペルブ セダン 次期型プロトタイプ スパイショット
シュコダ スペルブ セダン 次期型プロトタイプ スパイショット

同ブランドでは、先日派生ワゴンとなる「スペルブ コンビ」のティザーイメージを公式公開しましたが、今回はセダンのプロトタイプをスクープしました。

シュコダ スペルブ セダン 次期型プロトタイプ スパイショット
シュコダ スペルブ セダン 次期型プロトタイプ スパイショット

2年前、シュコダのデザイナーのペトル・マトゥシネック氏は、次世代のスペルブに適用される可能性が高い、特徴的なデザイン要素について語っています。

そこでは、新しい「モダンソリッド」基準を満たした2023年型シュコダ・スペルブには、パワードーム、より高いストラットを備えた新しい八角形グリル、ラジエターグリルに接続されたスリムでワイドなヘッドランプが搭載されるはずです、と伝えています。

後部では、新しいLEDテールライトはスリムなC字型のユニットとなり、スペルブは将来もその風格のあるキャラクターを維持することになります。そして、次期型でもMQBプラットフォームを維持し、iVプラグインハイブリッドで電動化されます。

シュコダ スペルブ セダン 次期型プロトタイプ スパイショット
シュコダ スペルブ セダン 次期型プロトタイプ スパイショット

捉えたプロトタイプを見ると、グリルがより直立しているように見え、垂直スラットが配置されています。また、ボディ側面のキャラクターラインは低くなり、ドアハンドルを二分、サイドミラーはAピラーからドアに移動されています。

内部では、最大12.9インチのインフォテインメントシステム、マルチレベルのダッシュボード、HUD、トライゾーン・クライメート・コントロール、改良されたデジタル・インストルメント・クラスタ、シフト・バイ・ワイヤを備えたDSG、および新しい運転支援システム、安全システム(衝突回避システムなど)が搭載されています。

また、方向転換アシストなど、シュコダブランドにとっていくつかの初の機能を搭載、VWグループ屈指のハイテクモデルが期待できそうです。

パワートレインは、FWDセットアップで最高出力148psを発揮、より強力なAWDで最高出力190psのスペックを持ちます。またスペルブiVプラグインハイブリッドも次世代モデルでも継続され、1.5リットルエンジンは25.7kWhの大容量バッテリーを組み合わされ、最大201psを発揮、EV後続は92マイル(148.06km)の後続を誇ります。

スペルブ次期型のワールドプレミアは、11月が濃厚という最新情報を入手。兄弟モデルであるVW「パサート」にマニュアルトランスミッションを搭載する予定がないことから、同様の可能性がスペルブにもありそうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる