次期トヨタ「ランドクルーザー プラド」はレクサスGX似のボクシーなデザインで11月デビュー?

■フロントマスクは兄貴分のランクル300系を踏襲

2023年の今年、秋の新型登場が確実視されているトヨタ「ランドクルーザー プラド」。

現行ランクル プラドのエクステリア
現行ランクル プラドのエクステリア

現行モデルは2009年の登場からすでに14年が経過していますが、本格派のクロカンにもかかわらず367.6万円からと、比較的リーズナブルな価格設定も手伝って、長らく高い人気を誇りました。

次期モデルでは、ランクル「300系」の弟分であることから、ランクル「250系」として発売されるとの新聞情報もあり、ランクルファンから大きな関心を集めています。

次期ランクル プラドと推測されるティザー画像
次期ランクル プラドと推測されるティザー画像

そうしたなか、米国トヨタが2023年7月6日(現値時間)、「伝説の復活」と題して次期プラドと思われるティザー画像を公開しました。

レクサスGXのサイドビュー(プロトタイプ)
レクサスGXのサイドビュー(プロトタイプ)

そのサイドシルエットが先頃公開されたレクサス「GX」に酷似していることから、次期プラドが同車をベースに開発されている事が明らかになるとともに、当初の予想に反してかなりボクシーなデザインになっていることが読み取れます。

●次期ランクル プラド(250)は2023年11月に国内デビュー?

ちなみに、レクサスGX(プロトタイプ)について発表された車両サイズは全長4,950×全幅1,980×全高1,865mmで、ホイールベースが2,850mm。

レクサスGXのエクステリア(プロトタイプ)
レクサスGXのエクステリア(プロトタイプ)

現行のランドクルーザー プラド(全長4,825×全幅1,885×全高1,850mm)と比較すると125mm長く、95mm広く、15mm高くなっており、ホイールベースについても60mm長くなっています。

次期ランクル プラドのインテリア予想(レクサスGXベース)
次期ランクル プラドのインテリア予想(レクサスGXベース)

各種情報によると、次期プラドはランクル300系と同じTNGA-Fプラットフォーム採用しているようで、ホイールベースがレクサスGXと共通の2,850mmとなり、スリーサイズが全長4,950×全幅1,920×全高1,865mm程度になる見通し。

全幅が1,920mmと、レクサスGXよりも抑えられ、現行プラド比で+35mm程度になる可能性もあるようですが、いずれにしてもランクル300系に肉迫していることは間違い無さそうです。

●3仕様のフロントマスクを設定?

次期ランクル プラドのエクステリア(筆者予想)
次期ランクル プラドのエクステリア(筆者予想)

次期ランドクルーザー プラド(250)では、2種類のラジエターグリルに横長のLEDヘッドランプを組み合せた仕様に加え、親しみのある丸型2灯式ヘッドランプを採用した全3種類のフロントマスクが用意されている模様。

テールランプもレクサスGXの水平基調に対し、縦型意匠を採用しているようです。

レクサスGXのリヤビュー(プロトタイプ)
レクサスGXのリヤビュー(プロトタイプ)

パワーユニットは現行プラドと同様に、2.7L直4ガソリン(163ps/25.1kgm)と、2.8L直4ディーゼルターボ(204ps/51kgm)に6ATの組み合せになるようで、新型GXに搭載される2.4L直4ガソリンターボのHEV仕様は後に追加される模様。

気になる車両価格は400~550万円程度になるようで、本年11月にデビューが予想される次期プラドの詳報公開が待たれます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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