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■女性だけのラリーチームでコ・ドライバー&監督を初体験
●ラリーではちょっと先輩の私。頑張ります!
2023年7月2日(日)に群馬県で行われた「TGR ラリーチャレンジ2023 第5戦渋川・伊香保」に、CJRT(CUSCO JUNIOR RALLY TEAM)から参戦しました、梅本まどかです。
このラリーは、「週末レースクイーン」として話題の赤城ありさ選手のラリーデビュー。また、CJRTが5年ぶりの復活でした。
私にとっても、このチームでのラリーは5年ぶりで、その時はこのTGRラリーチャレンジにシリーズ参戦していたので、その時以来の渋川ラウンド。
当時とは道も変わっていたので、ほぼ初めてのラリーという感覚でしたし、ラリーデビューをする赤城選手と組むのはもちろん初めてだったので、学びの多い2日間となりました。
TGRラリーチャレンジといえば、「初心者向けのラリー」や「1day開催だから参加しやすい」というイメージがありますが、最近は土曜日にレッキ(下見走行)や車検をすることも可能。私たちは日曜日への負担を減らすために、土曜日にレッキ→車検→準備をし、本番は走るだけにすることで、余裕を持ったスケジュールを組みました。
●準備からの、あ~もう出かける時間~!
「ラリーは準備が8割」と、ラリーを始めるときに教えて頂いてから意識しているのですが、いくら準備をしても、その通りにいかない事があるんですよね。
サービスパークである渋川スカイランドパークに行く前に、チームのみんなで集まり、荷物の積み込みや車両の準備をするためにファクトリーに集合。
私はこの土曜日の朝に、初めて車両ヤリスとご対面。
久しぶりの、くす子ちゃんの描かれている車両に、懐かしさとかっこいいカラーリングに「これでしっかり完走して、たくさん学んでこよう」と気合いが入りました。
シート合わせやOK/SOSボード、三角停止表示板、GoProなどの積み込み忘れがないか確認していたら、あっという間に時間が経ち、当初はみんなで移動予定でしたが、間に合わないので、私と赤城選手はレッキのために先に移動する事に!
準備もしっかり出来たわけじゃなかったので、正直ドキドキの中での出発となりました。
また、この時初めて赤城選手と2人になるというくらいバタバタで、私の初ラリーの時も、クロエリ(黒澤恵里)さんとその日にほぼ初めましてだったなぁと、思い出してしまいました。
●さぁ、レッキです!
受付をしてから、レッキ前の説明があり、それからそれぞれのタイミングでレッキへ。
ラリチャレは1回しかレッキができないので、1本1本の距離が短いといっても、ホントに大切になっていきます。
この、1回だけ通る道でペースノートをしっかり作らなきゃいけないので、間違わないように「落ち着いて、とりあえずやって作ってみる!」というマインドで挑みました。
今回のSS(スペシャルステージ)は2.8km、4.9km、0.3kmの3本。
距離は短いのですが、初めてラリーをする人にとっては長く感じたり、ノートを作ることが難しいので、レッキ中に悩んで止まってしまう車両もいました。
赤城選手は顔には緊張は見えませんでしたが、終始「緊張しますー」と、やはり初めての事には少しドキドキしていたみたいです。
レッキを一緒にするのも初めてだったので、とりあえず赤城選手の言われたことは必ずノートに書き、それに加えてコ・ドラとしてメモしたいことと、入れておいたほうが良さそうなものを付け加えながら進めていきました。
私はドライバーをしたことがないので少し不安でしたが、この5年で学んだこともたくさんあったからか、合っているかは別にして、たくさんの情報を拾うことが出来たのでちょっと嬉しかったです。
いつものレッキでは、1回目はなるべく拾わずに道案内と、言われた事を書く事に徹底し、2回目でなるべく距離や周りの情報を拾うのですが、今回は1回しか出来ないので、とりあえずたくさん拾えるだけ拾おう!と書いてみたのです。以前、これをしたら完全にパンク状態だったので、今回出来てホッとしました。
赤城選手は最初は緊張している様子でしたが、途中から「ドライブみたいで楽しい♪」と、ラリーを楽しんでいたのも嬉しいポイントでした。
1番大変だったのは、短い距離のSS。
ここは車両で走りながら作るのではなく、徒歩でのレッキだからです。もちろん、赤城選手はやったことがないので、一緒に歩きながら、話しながら作っていきますが、ここも1度しか歩けません。しかも、道幅が狭く「これ、ホントに初心者向け!?」と疑うほどでした。
全体的に今回のラリーは、シーズン中盤ということもあったからか、レベル的には簡単ではなかったです。
土曜日に雨が降ったので、路面も濡れていたり、日が当たる所は乾きそうだし、コケや落ち葉があり、滑りそうなSSも。
ずっとクネクネしているというよりは、直線もあるのでスピードものるし、割と危険だなぁというのが第一印象。
とりあえず、危ない所をノートに書けたので大丈夫かなと思ったのですが、初めてのペアならではの難しさを本番では感じました。
この話はまた来週しようかな。次回もお楽しみに。
(梅本 まどか)
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