パイオニアの新フリップダウンモニターは、高精細で臨場感あふれる映像再生が自慢

■「TVM-FW1300Ⅱ-B」は、モニターを閉じた状態でも映像を視聴できる

子ども連れのロングドライブで、リヤモニターが欠かせないというファミリーも多いのではないでしょうか。

ファミリーカーの定番といえばミニバンで、天井に装着するタイプのフリップダウンモニターで映像などを楽しんでいる姿を見かけることが多々あります。また、休憩時やオートキャンプなどで活用している人もいるでしょう。

新製品の「TVM-FW1300Ⅱ-B」
新製品の13.3V型「TVM-FW1300 II-B」

最近は、エンタメの王道であるTVやDVDなどの映像だけでなく、スマホやタブレットなどで動画配信サービスを楽しんでいる方も多く、車内での映像コンテンツの楽しみ方が多様化しています。

パイオニアは、こうしたニーズに応え多様なコンテンツを臨場感あふれる映像で楽しめるフリップダウンモニターを揃えています。

13.3V型フルHDパネルが搭載され、高精細な大迫力映像を表示できる最上位モデルの「TVM-FW1300 II-B」をはじめ、11.6V型ワイドXGAパネルを搭載し、ブラックカラーとシルバーカラーから選べる「TVM-FW1100 II-B」「TVM-FW1100 II-S」が2023年7月から順次発売されます。

11.6V型の「TVM-FW1100Ⅱ-B」
11.6V型の「TVM-FW1100 II-B」

3モデルに共通するのは、高精細かつ臨場感あふれる映像再生を実現する「HDMI HDプロセッシング」「3次元Y/C分離回路」などの映像処理技術の採用。

13.3V型高解像度フルHDパネルモデルの「TVM-FW1300 II-B」には、映像に光沢感を加え、美しさを強調させる強化ガラスと不要な反射を抑える「ダブルARコーティング」が液晶(LCD)パネルに採用され、高画質と見やすさを両立しています。

シルバーカラーの11.6V型「TVM-FW1100Ⅱ-S」
シルバーカラーの11.6V型「TVM-FW1100 II-S」

キャビンに溶け込む洗練されたデザインも見どころです。別売の専用取付キットを使うことで、幅広い車種に美しく装着できます。本体両サイドのブルーLEDイルミネーションが車内を上品に演出するほか、ドア開閉に連動して点灯するホワイトLEDルームランプも用意。

入力端子にHDMIとRCA入力が備わり、カーナビやスマホ、タブレット、ゲーム機を接続して、DVDやTVの映像、スマホやタブレットの動画など、多様な映像コンテンツを享受できます。

ブルーLEDイルミネーションがキャビンを演出
ブルーLEDイルミネーションがキャビンを演出

「TVM-FW1300 II-B」には、モニターの設置面と開閉方向を逆にした「バックフリップ」機構が採用されているのもトピックス。モニターを閉じた状態でも映像を視聴できる「エニタイムビジョン」が搭載されていて、仮眠や車中泊時などシートを倒したり、フラットにしたりした状態でも映像を楽しめます。

モニターを開くとリヤシートとの距離が近くなるため、迫力のある映像を楽しめるのも美点。さらに、青空、夜空、夕日の3種類の「ムードピクチャー」がプリセットされていて、閉じた状態のモニターでサンルーフのような開放感も享受できます。

「TVM-FW1300Ⅱ-B」は、ムードピクチャーの演出も用意
「TVM-FW1300 II-B」は、ムードピクチャーの演出も用意

もちろんリモコンも付属していて、画質調整やワイドモードの切換え、イルミネーション・ルームランプの点灯や消灯など、多彩な機能を操作できます。

●価格:オープン
●市場想定価格
13.3V型フルHDフリップダウンモニター「TVM-FW1300 II-B」:14万円前後
11.6V型ワイドXGAフリップダウンモニター「TVM-FW1100 II-B」「TVM-FW1100 II-S」:10万円前後

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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