■歴代ベスト10も発表、衝撃の結果が!
これまで世界の自動車業界には、何台ものクセが強かったモデルが存在しましたが、独自集計方でそのベスト10を発表するとともに、それらをマッシュアップ(混ぜ合わせた)したCGが制作されました。
制作したのはデザイナーのHippo Leasingです。「Deformis 10」(変形10)と名付けられたこのCGは、ポンティアック「アズテック」、フィアット「ムルティプラ」、サンヨン「ロディウス」など、「世界一醜い」と言われた過去のモデルをヒントにマッシュアップされています。
まずクセが強すぎたモデルらを、インターネットのアクセス数の多い記事から、世界60万人が導入するSEOツール「Ahrefs」(エイチレフス)でデータを分析。
合計116台のモデルが「醜い」と認定されましたが、そのベスト10が以下の通りとなりました。
1位 フィアット「ムルティプラ」
2位 ポンティアック「アズテック」
3位 クライスラー「PTクルーザー」
4位 日産「ジューク」
5位 サンヨン「ロディウス」
6位 フォード「スコーピオ」
7位 日産「キューブ」
8位 AMC「ペーサー」
9位 ホンダ「シビック タイプR」
10位 トヨタ「プリウス」
という結果です。
日本車が4台もランクインしていることも驚きですが、シビック タイプRとプリウスに関しては、人気が高いゆえの結果と言えそうです。またBMW「XM」やレクサス「LX」など、最近のモデルが含まれていないことも注目だと伝えています。
制作された「Deformis 10」は、ヘッドライト、セカンドライトを日産ジュークから、グリルはPTクルーザーから移植、側面はフィアット ムルティプラから強いイメージが浮かびます。そしてテールライトの形状はサンヨン「ロディウス」から引用されているようです。
予想CGが「世界一醜い」「世界一クセが強い」モデルとなったわけですが、実際完成すると、結果的にデュアルヘッドライトや大型グリルなど、最新トレンドが導入されているのが面白いですね。