BMW「M135i」後継モデル、最大303馬力のパフォーマンスコンパクトのキドニーグリルはスリム&コンパクトに

■2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン搭載

BMWは現在、欧州Cセグメント「1シリーズ」次期型となる「F70型」を開発中ですが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

BMW 1シリーズ 次期型 プロトタイプ スパイショット
BMW 1シリーズ 次期型 プロトタイプ スパイショット

4月には次期型に関するドキュメントも入手、そのスペックも明らかになってきています。

今回捉えたプロトタイプは、エクステリアを最大限にカモフラージュ。しかし、先日のプロトタイプ同様に、従来モデルとは全く異なる流線型のフロントエンドが露出しているほか、ヘッドライトには2本の太いLEDデイタイムランニングライトを配置する生産型コンポーネントが装備されています。

さらに、中央の広い開口部には2本の水平バーを配置。キドニーグリルは、スリム&コンパクトになり楕円形に近い形となりそうです。

BMW 1シリーズ 次期型 プロトタイプ スパイショット
BMW 1シリーズ 次期型 プロトタイプ スパイショット

注目はリアエンドです。先日捉えたプロトタイプ同様に丸みを帯びたハッチ、新設計のラップアラウンドテールライトの一部が見られますが、バンパーには極太の円形クワッドエキゾーストパイプがインストールされています。このプロトタイプが、生産コンポーネントを装備して出現したのは初です。

クワッドエキゾーストパイプは、現在の「M135i」では提供されておらず、通常はピュア「M」モデルの象徴ですが、現段階では「Mパフォーマンス」の可能性が高いです。

流出したドキュメントでは、「116i」とグレード名が書かれていることから、ベースモデルは「2シリーズアクティブツアラー」の「216i」を踏襲し、最高出力122psと最大トルク230Nm発生する1.5リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載する「116i」の可能性があります。

一方「M135i」後継モデルでは、最高出力303ps最大トルク450Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンが予想され、最終的には「M140i」としてデビューすると噂されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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