APOLLO 
■EVが導入されれば、「W12」の2倍のパワーを発揮する可能性
ベントレーは現在、2ドアスポーツカー「コンチネンタルGT」改良型を開発中ですが、その派生オープン「コンチネンタルGTC」市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
初代コンチネンタルGTは、2003年に「コンチネンタルR」の後継モデルとして登場。現行型となる3代目は2017年から販売、先日は2024年モデルが公開されましたが、さらなる大幅改良に着手しています。
フィンランドで捉えたプロトタイプは、GTクーペ同様にこれまでで最も鮮明に捉えています。
ヘッドライトはわずかに楕円形で、LEDデイタイムランニングライトのストリップが備わっています。バンパーはヘッドライトまで伸び、小さいながら目立つグリルが組み込まれており、全体的なデザインは「マリナー・バカラル」の要素が取り入れられています。
リアエンドは、トランク中央まで伸びるLEDテールライトを装備、故意に雪で隠されていますが、フェンダーラインはより際立ち、トランクリッドは従来モデルよりも若干大きく刷新されています。またコンチネンタルGTとは異なり、コンバーチブルには目立ったアンダースポイラーは存在しません。
パワートレインは、少なくとも2つの異なるPHEVバージョンを用意し、V6エンジンとV8エンジン両方にハイブリッドを設定します。従来のエンジンのオプションのいくつかは、このフェイスリフトでも生き残ると思われます。
最大の注目はフルエレクトリックバージョンの導入で、もしEVが導入されれば、「W12」の2倍のパワーを発揮する可能性が高いと噂されています。
