■「COLT」次世代型は、蝶の羽の形をした精巧なLED採用
三菱自動車は、2023年内に発表予定となっている6台の概要を発表しました。
発表されたラインアップは、ティザーキャンペーンが実行中のピックアップトラック「TRITON」(トライトン)、「デリカミニ」「エクスパンダーHEV」「COLT」「ASX」、そして「小型SUV」とされています。
小型SUVは、2022年ベトナムで発表されたコンセプトモデル「XFC コンセプト」の市販型で、アセアン各国の現行ラインアップにないコンパクトSUVモデルとなります。
「ASX」は、ルノー、日産、三菱自動車アライアンスによる「CMF-B」プラットフォームを採用したコンパクトSUVで、ルノー「キャプチャー」のOEM版です。
「トライトン」は第6世代へ移行、内燃機関エンジンを搭載し、エキサイティングなデザインが採用されます。
秘密にされているのは、「XPander HEV」と「COLT」です。XPanderはヘッドライトユニットのデザインが現行型に準拠しているようですが、フロントやリアエンドを新設計し、ハイブリッドパワートレインが搭載されます。「COLT」次世代型は、蝶の羽の形をした精巧な LEDデイタイムランニングライトが見てとれ、デビューは6月8日に予定されています。
これらのモデルは、より大規模な「チャレンジ2025」製品計画の一部であり、三菱自動車が2025年までに16車種の新型モデルを発表するという戦略の第1弾に過ぎません。この計画を推進するために、三菱自動車は研究開発予算を30%増額し、2026年からは投資の70%が電動車両に向けられる予定となっています。