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■2万8800円で手に入るカーボンヘルメット・アストン「GT-1000Fイリジウムカラー」
バイクに乗る時に必須なのがヘルメット。特に、スーパースポーツなどのスポーティなモデルに乗るライダーであれば、フルフェイスタイプを選ぶ人も多いでしょう。
そんなフルフェイスヘルメットには、最近、海外モデルなどでシェル(帽体)部にカーボンファイバー素材を使った軽量・高剛性モデルも出てきました。カーボン特有の織り目がとってもスパルタンでレーシーなことなどで、憧れる人も多いと思いますが、ネックなのが価格です。
安心して被るには、海外モデルでも、安全面もしっかり考えた設計の有名メーカー製などが欲しいところ。そもそも、日本の公道では、最低でもPSCマークやSGマークが付いてないと被って走ることは法律違反ですしね。
ですが、そうした「きちんとした」カーボンモデルの場合、安くても8万円以上はしますし、10万円台もざら。なかなか手が出ないのが現状です。
そんなバイク用のカーボンヘルメットで、なんと3万円を切る2万8800円という驚きの価格を実現し、PSCやSGといった安全規格にも対応したモデル、アストン「GT-1000Fイリジウムカラー」が日本に再上陸。国内販売を手掛ける「はとや」が、予約販売を開始したことを発表しました。
●フランスデザインのスタイリッシュモデル
アストンは、台湾の企業を母体とする「ASTONE ASIA」が手掛けるオートバイ用ヘルメットです。アジア、欧米など世界各国にヘルメットを輸出しているメーカーで、フランスでデザインを施していることで、スタイリッシュなフォルムを持つことが特徴。
また、台湾、ベトナムの生産工場はDOT、ECE、AS、NBR、SNELLといった世界各地の規格はもとより、日本の製品安全協会(SGマーク)の認定工場にもなっていることで、高い品質も誇るといいます。
そんなアストンの日本総代理店・はとやが、2022年7月に国内販売したのがGT-1000Fイリジウムカラー。航空宇宙用複合材料のカーボンファイバーで構成されたシェル部を持つヘルメットです。
登場時にかなり話題となっていたモデルですが、一時期販売されていませんでした。ところが、今回、再入荷されることが決定。前述の通り、予約販売を開始したのです。
●独自のクリア塗装を採用
GT-1000Fイリジウムカラーの主な特徴は、素材にカーボンファイバーを使用することで、1250g±50g(バイザー除く)という超軽量なモデルとなっていることです。ヘルメットは軽い方が、長時間のライディングでも疲れにくいですからね。
しかも、これも前述の通り、PSC規格やSG規格にも適合し(全排気量対応)、安全性もちゃんと確保しています。
また、「イリジウム/ブルーグリーンパープル」というレーシーなパープルのカラーを採用。カーボンの織り目を透過させる独自のクリア塗装により、光の方向や見る角度によって色味が変わることで、ひと味違った不思議な色合いを出すことも魅力です。
エアロダイナミクスに優れたフォルムを持つシェル部は、高速走行時の風圧抵抗を軽減し、ライディング時のヘッドポーズを安定させる効果も実現。また、内蔵式のインナーシールド(サンバイザー)により、日差しが強い日などの走行でも、しっかりと視界を確保します。
さらに、着脱式内装のインナーには吸湿性に優れた生地を採用するほか、ベンチレーションシステムなどの装備により、暑い日のライディングなどでの快適性も追求。ほかにも、レース仕様のダブルDバックルなど、充実した装備を誇ります。
なお、サイズは、
M:57cm〜58cm
L:58cm〜59cm
XL:59cm〜60cm
の3タイプ。現在、はとやの公式ウェブサイトで、2023年7月下旬から8月納品分が予約販売されています。
(文:平塚直樹)
【関連リンク】
はとや公式直販ページ
https://online.hatoya.co.jp/pages/search-results-page?q=gt-1000f