■最高出力121psを発揮する1.5リットル「i-VTEC」ガソリンエンジンの搭載
ホンダ・カーズ・インドは、新型クロスオーバーSUV『Elevate』(エレベイト)を6月に発表することをアナウンスするとともに、ティザーイメージを1枚公開しました。
エレベイトは、デビュー直後はインド市場に導入予定で、現在のラインアップで唯一のハイライディングモデルとなり、アーバンSUVセグメントに属することになります。ただし、ホンダは輸出を計画していることから、インド市場に限定されるものではないようです。
新型SUVについては詳細は明かされておらず、公式ティザーイメージには「Elevate」のレタリングが付いたテールゲートの一部しか見せていません。
この車名は、ホンダブランドのSUVが「WR-V」「HR-V」「ZR-V」「CR-V」など3文字形式を採用していることから判断するとレアなケースと言えそうです。
噂によると、エレベイトの全長は4.2~4.3 m (165.3~169.3インチ)で、インドネシア仕様のWR-Vよりも長く、EU仕様のHR-Vよりもわずかに短くなるといいます。
パワートレインは、最高出力121ps・最大トルク145Nmを発揮する1.5リットル「i-VTEC」ガソリンエンジンの搭載が予想され、6速マニュアルまたはCVTギアボックスを介してフロントアクスルに伝達されます。
しかし、ライバルブランドの電動化されたモデルとの競争力を高めるために、自己充電式のハイブリッドバリアントを追加する可能性もありそうです。
エレベイトのワールドプレミアは、6月6日と予想され、最初の納車は8月に予定されています。インド市場では、VW「ティグアン」、トヨタ「ハイランダー」、スズキ「グランドビターラ」などと激突することになります。