【高速サービスエリア ドッグラン 四国】松山道・石鎚山SA(上り)は溢れる自然に人もペットも癒されるスポットが充実

■登山、キャンプ、サイクリングなどアウトドアを楽しめる観光拠点

石鎚山SA09
施設は明治時代の駅舎をイメージした建物

2匹のミニチュアダックスフンドと暮らすライターが、マイカーのMINIで足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介! 今回は松山自動車道・石鎚山(いしづちさん)SA(上り)です。

石鎚山SA(上り)は、愛媛県西条市に位置する松山自動車道にあるサービスエリアです。上り線に設置されているドッグランは、2007年12月にオープンしました。

●四国のアウトドアアクティビティ満喫エリアで鯛、鶏、フルーツ、グルメ三昧

このサービスエリアは、「アウトドアオアシス石鎚」と呼ばれるハイウェイオアシスと接続しています。この施設を拠点として、登山、キャンプ、サイクリングなど、本市の有する海抜0mから石鎚山山頂1,982mまでの広大なフィールドを活用した、多くのアウトドアアクティビティを楽しむことができます。

さらに、温泉施設(椿交流館)やオートキャンプ場も近くにあるので、時間に余裕がある時はワンちゃんと散策がてらリフレッシュも可能な観光拠点です。

石鎚山SA08
ドッグランは道路に隣接している

石鎚山SAは、懐かしい明治時代の駅舎をイメージした建物が特徴です。店舗内にあるレストランでは、愛媛県産の鯛を使用した郷土料理「鯛めし重」がオススメ。

売店では、鶏を揚げたご当地グルメ「せんざんき」を挟んだボリューム満点のバーガーや、四国銘菓「一六タルト」を天ぷらにした「一六タルトの天ぷら」など、インスタ映え間違えなしのメニューも充実しています。

石鎚山SA02
青々と茂った天然芝生と木が植えてあるフィールド

さらに、フルーツ王国愛媛の果物が揃う「果物マルシェ」も併設されているので、新鮮なフルーツもお土産として調達できます。また、「坊っちゃん列車ギャラリー石鎚」コーナーでは、松山の観光を代表する坊っちゃん列車に関する資料やパネルなど展示されているので、夏目漱石ファンは必見です。

●西日本最高峰「石鎚山」を眺めながらのドッグラン

お目当てのドッグランは、SAを入ってすぐ、建物の左手前に位置します。したがってクルマを停める時は入ってすぐ建物の左側に停めると便利です。

石鎚山SA06
緩やかな丘になっていて走っていて気持ち良さそう

ドッグランの広さは580㎡と広めで、24時間利用できるのは嬉しいポイントです。排泄ボックスは、簡易的なゴミ箱を活用してロープでフェンスに縛り付けています。排泄をした時には、備え付けのスコップも利用できます。

石鎚山SA05
地面が土のおしっこポール

そばにリードフックもあるので、帰り際にワンちゃんをリードで繋いだまま排泄物を捨てることもできます。またおしっこポールも設置されており、こちらは地面が土になっているので草が繁っていました。

石鎚山SA03
簡易的なゴミ箱を活用した排泄物BOXリードフックもあるので便利

フィールドは、青々と茂った天然芝生と木が植えてあり自然度高め。また、緩やかな丘となっていて気持ちよく走れます。フィールド内には石作りのベンチもポツンとあり、時間によっては木陰になりって気持ち良さそうです。

石鎚山SA12
ドッグランの外にも、ペット専用水飲み場がある

ドッグランの外にもペット専用水飲み場があり、ドッグランに入らなくても利用できるのは便利ですね。さらにSAの敷地内には水道設備があり、ここで給水もできます。石鎚山なだけに石造りです!

 

石鎚山SA07
素晴らしい景観を楽しめるテラス席

石鎚山SA上りは、西日本最高峰の石鎚山を眺められる展望ビュースポットも! 緑豊かなドッグランで遊べて、さらに四国の山並みや瀬戸の島々といった絶景を眺められるなど、観光地として楽しめるサービスエリアです。四国に訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。

(文:高市 智子/写真:萩原 文博)

※この記事は2023年5月5日に追記・再編集しました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる