■桜の木が植えられており、ワンちゃんと一緒にお花見が楽しめる
2匹のミニチュアダックスフンドと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のサービスエリア(SA)に併設しているドッグランを紹介します!
今回は中国自動車道、加西(かさい)SA(上り)です。
加西SA(上り)は、兵庫県加西市に位置する中国自動車道にあるサービスエリアです。大阪方面に向かう中国自動車道の上り線のみ設置されているドッグランは、2007年3月末に中国自動車道初のドッグランとしてオープンしました。
名産品の宝庫である岡山や、鳥取のお土産が一堂に会しているのが特徴の加西SA(上り)。兵庫県内のご当地土産も充実しているのはもちろんのこと、蒜山ジャージー牛乳を使ったヨーグルトや、大山鶏の炭火焼なども人気で、お土産探しに最適なサービスエリアといえます。
ワンちゃんには、丹羽鶏を使用した高級ジャーキーも販売。ドライブ中、いいコにしていたご褒美に購入してはいかがでしょうか。
お目当てのドッグランは、店舗に向かって右側を進んだ緑地の奥にあります。電灯もあるので少し暗くなっても安心です。クルマはできるだけ出口方面に停めたほうがアクセスは楽です。ドッグランの周囲は桜の木々に囲まれています。春はお花見も堪能できる絶好な場所になりそうです。
ドッグランは全犬種共通の一ヵ所のみ。8時~18時までと利用時間が決まっているため、早朝や夜間は利用できないので注意しましょう。
ドッグランのフェンス外部にもリードフックが設置されています。そして、小さめの砂利が敷き詰められているおしっこポールは、ドッグラン場内にあります。
水飲みや手足を洗う水道施設は、2つの蛇口があり、珍しくリードフックも設置されています。リードにつないで飼い主さんの手を洗ったりできるため、何かと便利かもしれません。水を飲むためのボールも2つあり、自由に利用できます。
年季の入った排泄物ボックスは、おしっこポールの奥に。380㎡の広いフィールドは、奥の方につれてなだらかな傾斜になっています。
地面は、手入れされたキレイな天然芝生。気持ちよく走れそうです! そして丸くカラフルなベンチが所々にあります。小さめで背もたれがないのでゆっくり寛ぐことはできなさそうですが、他エリアの施設では見たことがないポップな印象で、インパクトはあり!です。
加西SA(上り)は、ドッグランの他にも、ワンちゃんと一緒に過ごせる場所が豊富なのが特徴。
建物の前にも、屋根付きの椅子とテーブルがあり、軽食や飲料を買ってゆっくり休憩できるのは、愛犬家にとって嬉しいポイントと言えます!
大阪から山口までを結ぶ、延長約540kmの長い中国自動車道を走った時に、ぜひワンちゃんと一緒に寄ってリフレッシュしたい貴重なサービスエリアです。
(文:高市 智子/写真:萩原 文博)
※この記事は2023年5月3日に追記・再編集しました。