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■施設内にベンチも充実しており、飼い主にも優しいドッグラン
2匹のミニチュアダックスフンドと暮らすライターが、マイカーのMINIで足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介! 今回訪れたのは徳島自動車道・上板(かみいた)SA(下り)です。
上板SA(下り)は、徳島県板野郡上板町に位置する徳島自動車道にあるサービスエリアです。
●ここでしか買えない「マンマローザ」とは
施設内にある「かみいたキッチン」というフードコートでは、地元徳島の名物「徳島ラーメン」を中心に、特産の鳴門金時ペーストを使用したプレミアム鳴門金時ソフトなど、メニューも充実しています。
また「かみいたまーけっと」では、徳島や関西のお土産を中心に取り揃え、四国のSA・PAで初めて販売開始された地元徳島の人気洋菓子「マンマローザ」は、ここでしか買えないスイーツ。おみやげとして人気です。
そして、営業時間が11時〜15時のかみいたキッズかふぇは、お子さん連れのお客さん向けに室内遊具やキッズトイレを備えた、西日本のSAで初の専門レストラン。
アイスクリーム・ドリンク食べ飲み放題と室内遊具利用料は大人600円、小学生300円、未就学児100円、そしてシニア500円となっています。
●大きな木のある広いドッグランに解放感
ドッグランは下り線のみ設置され、建物の右を進んだSA駐車場の出口近くにあります。したがってクルマを駐車する際には、出口に近い方に停めると便利です。
ここのドッグランの広さは約510m2と規模が大きく、しかも24時間OPEN。夜間でも利用できる貴重なスポットです。
フェンスに掲げてある可愛いワンちゃんの看板が目印。オリジナリティ溢れ、飼い主さんも思わずほっこりするはずです。
「ペット用トイレ」と表示されているおしっこポールは、雑草が生えている地面を囲った簡易的なタイプ。水道設備も、簡易的な蛇口で大きな桶が置かれ水が溜まっていました。利用するにはちょっとコツが必要かもしれません。
排泄物ボックスはゴミ箱タイプ。可動式の蓋が少し汚れているので、訪れた時にはやや清潔感に欠けている印象でした。
約510m2という広いフィールドには大きな木が植えてあり、周りを囲うようにベンチがあり、木陰で直射日光をしのげます。4つもベンチがあるので、何人か飼い主さんがいても順番待ちすることなく、腰かけられそうです。
ドッグランからサービスエリアの敷地への景色が素晴らしく、思わず写真を撮りたくなります。ワンちゃんを撮影するスポットとしてはかなり映えスポットと言えるかもしれません。
上板SA(下り)は、徳島平野と吉野川をゆるやかに見下ろす丘陵地にあるため、夜景も美しいことで知られています。ドッグランは夜間も利用できるので、静かな夜にワンちゃんと訪れるのにオススメなスポットといえます!
(文:高市 智子/写真:萩原 文博)
※この記事は2023年5月1日に追記・再編集しました。