【高速サービスエリア ドッグラン 甲信】長野道・梓川SA(下り)はのどかな風景の中に設置された自然溢れる施設

●長野自動車道唯一のワンちゃんのオアシス

2匹のワンちゃんと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介します!

今回は長野自動車道・梓川(あずさがわ)SA(下り)です。

ドッグラン2
ロッジのような建物が印象的な梓川SA。

梓川SA(下り)は、長野県松本市に位置する長野自動車道にあるサービスエリアです。下り線のみ設置されているドッグランは、2010年2月にオープンしました。

ロッジのような建物がとても印象的で、長野県の自然豊かな地域に来たことに気づかせてくれるでしょう。この施設内にあるレストラン“あづみ野”の展望席もオススメ! 予約制の完全貸切りスペースで、窓から望む北アルプスを眺めながら、限定メニューランチをいただくことができます。

もちろん24時間営業のコンビニエンスストアやドトールコーヒーショップもあり、旅行気分と便利さを兼ね備えた貴重なサービスエリアです。


お目当のドッグランは、建物の左側へ。全面芝生のドッグランは、広さが380㎡あり、小型犬用と大・中型犬用エリアに分かれています。エリア内には木も植えられていて、暑い季節には木陰も期待でき、心地よさそう。


まずは入り口の手前にある小型犬エリアへ。少しスペースは狭い印象ですが、茂った草の匂いを嗅いだり木の根っこで遊んだりしてワンちゃんにとっては飽きずに楽しめそうなフィールドです。

ただしペット専用のゴミ箱が設置されていないので、愛犬の排泄物はきちんと持ち帰りましょう。ベンチも一つあります。


つづいて、奥にある大・中型犬エリアへ。こちらのエリアも木が数本植えてあり、木陰もしっかり確保。人工芝のドッグランは、夏場の昼間は地面が熱くなるため遊ばせることができないのが欠点ですが、こちらでは全面芝生で木陰も多いため安心して利用できそうです。

大・中型犬エリアにも簡易ベンチが置いてあります。背景にお花が綺麗に咲いていて、ワンちゃんと一緒に写真を撮るスポットとしてもオススメ。ドッグランエリア出入り口の手前にリードフックが設置してあります。

ドッグラン11
ドッグランの外にリードフックが設置されている。

梓川SA(下り)の敷地内は、ドッグランだけでなく、あずまやと石のオブジェが点在する小山と広々とした緑地もあり、お散歩も楽しめます。エリア内の通路も広いため、大型犬でも歩きやすいでしょう。

展望台からは、アルプスの山々や信州らしい田園風景を眺めることができるため、ぜひドライブの合間にワンちゃんと自然を満喫しに寄ってみてはいかがですか。

(文:高市智子/写真:萩原文博)

※この記事は2023年5月1日に追記・再編集しました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる