バイク好きのオビ=ワン・ケノービ役「ユアン・マクレガー」が、イタリアのモト・グッツィ「新型V100マンデッロ」で激ライディング

■カルフォルニアの大地を走るのは「本当に気分爽快」

映画「スターウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービ役などでおなじみ、国際的な映画スターのユアン・マクレガーさんが、イタリアの2輪ブランド「モト・グッツィ」が発表した新作プロモーション動画に登場しました。

新作プロモーション動画のワンシーン
新作プロモーション動画のワンシーン

大のバイク好きで、モト・グッツィのファンとしても知られるのがマクレガーさん。

動画では、新作のスポーツツアラー「V100マンデッロ」にまたがって、アメリカのカルフォルニアにある大地などを疾走。とっても楽しそうにバイクへ乗るマクレガーさんの姿を見ることができます。

●往年のハリウッド映画を彷彿させる映像

今回の動画は、前述の通り、モト・グッツィのファンであるマクレガーさんを起用し、V100マンデッロという新型ツアラーのプロモーション用に制作されたものです。

新作プロモーション動画のワンシーン
新作プロモーション動画のワンシーン

撮影は、カリフォルニアのさまざまなロケーションで実施。デジタルではなく、あえて35mmフィルムで撮影したというこだわりの映像は、まるで1930年代や1940年代など黄金期のハリウッド映画を彷彿させる、スタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。

60秒の動画のなかで、マクレガーさんはナレーションも担当。人間とバイクの強い絆や、好きなモト・グッツィについて熱く語ることで、「人生は旅のようなもの」といった自叙伝的な作品に仕上がっています。

また、動画でマクレガーさんは、V100マンデッロだけでなく、ハーレーダビッドソンのビンテージモデルなどにも乗って登場。しかも、それらはすべて彼の個人的なコレクションなのだそうで、マクレガーさんが、リアルにバイク好きであることが分かります。

出展:Moto Guzzi Japan公式YouTubeチャンネル/「Moto Guzzi V100 | “On To The Next Journey (次の旅へ向けて) ” ft. Ewan McGregor」

●V100マンデッロとは?

ちなみに、この動画に出てくるV100マンデッロは、2021年に創業100周年を迎えたモト・グッツィが、新たな時代に向けて新開発したスポーツツアラーです。

モト・グッツィのV100マンデッロ
モト・グッツィのV100マンデッロ

ウインドスクリーン付きフロントカウルや、アップライトなバーハンドルなどを採用するスタイルにより、近年人気のスポーツツアラーらしいフォルムを継承。

また、モト・グッツィのマークを象徴するイーグルをイメージしたというDRL(デイタイムランニングライト)付きフルLEDヘッドライトなどにより、オリジナリティあるスタイルを実現しています。

エンジンには、モト・グッツィの伝統といえる90度縦置きV型ツイン(V型2気筒)を採用。新設計の「コンパクトブロック」を搭載した排気量1042ccのエンジンは、コンパクトかつ軽量で、スリムな車体に貢献します。

1042cc・90度縦置きV型ツイン
1042cc・90度縦置きV型ツイン

また、加速や減速時の不要な反動を排除する逆回転クランクシャフトの採用により、快適な乗り心地や長距離でも疲れにくい特性を実現。なお、最高出力は115HP(115ps)/8700rpm・最大トルクは105Nm(10.7kgf-m)/6750rpmを発揮します。

サスペンションには、スタンダード仕様に前後ともにカヤバ製を採用。上級グレードのSバージョンでは、最新のオーリンズ製スマートEC2.0セミアクティブ・サスペンション・システムを搭載し、アスファルトの状態などに応じ、最適な減衰力などを自動設定することで、どんな道でも快適な走りを実現します。

世界初の「アダプティブ・エアロダイナミクス」など、最新のテクノロジーも満載
世界初の「アダプティブ・エアロダイナミクス」など、最新のテクノロジーも満載

ほかにも、燃料タンクの両側にあるディフレクター(整流板)を自動開閉することで、ライダーへの走行風を低減する世界初の「アダプティブ・エアロダイナミクス」など、最新のテクノロジーも満載です。

日本では、2023年2月6日よりすでに受注が開始されていて、2023年6月より順次出荷される予定。価格(税込)は、220万円〜264万円です。

(文:平塚 直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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