【高速サービスエリア ドッグラン 甲信】中央道・双葉SA(上り)はドッグランの横の展望台から富士山が見える!

●施設は上り線にあるが、上下線で利用可能

2匹のワンちゃんと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介します!

今回は中央自動車道・双葉(ふたば)SA(上り)です。

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武田信玄に関するグッズが並ぶ。

双葉SA(上り)は、山梨県甲斐市に位置する中央自動車道にあるサービスエリアです。双葉SAは、珍しく上り線と下り線が隣接しているため、両線の敷地内を徒歩で行き来することができます。

したがって、双葉SAでは上り線にしかドッグランが設置されていませんが、下り線からも利用できるという、とても便利なサービスエリアといえます。

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下り線から上り線へと移動可能で、下り線からドッグランへアクセス可能。

ここ甲斐市は武田信玄ゆかりの地として、施設の前には武田信玄にまつわる像やミニ資料館が併設されていました。また、フードコートでは山梨名物「ほうとう」を味わえ、お土産でも購入できます。

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下り線にもドッグランの存在を知らせる案内板を設置。
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双葉ハーブガーデンの中にドッグランを設置。

お目当てのドッグランは建物の右側に位置します。ここは、約1万㎡に及ぶ広いハーブガーデンの中にドッグランがあるのが特徴。たくさんのラベンダーやローズマリーのいい香りが漂っています。

ハーブガーデンの入り口を進むと、水飲み&足洗い場があります。そばにリードフックもあるので、飼い主さんもワンちゃんをつないでゆっくり水道を利用することができます。

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ハーブガーデンの入口に水飲み場と足洗い場を設置。
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うんちを肥料に変えるバイオトイレを設置。

水道とリードフックのそばに、うんち専用ゴミ箱も。ここは、なんとうんちをバイオ分解し肥料として再生する「バイオトイレ」が設置されています。ビニール袋は分解できないので、別途設置している小さなゴミ箱へ捨てましょう。

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ドッグランの横にはラベンダー畑がある。

540㎡の広さのドッグランは共有の入り口を入り、右側が小型犬用、左側が大・中型犬用と分かれています。

まずは、小型犬エリアへ。奥行きのあるフィールドは、土ベースで所々に草が生えています。木が数本植えられていて木陰部分も広く、昼間でも涼みながら走ることができそうです。大きめの岩は、天然のアジリティとなります。

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小型犬専用にスペースを設けている。
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石が自然のアジリティとなる。
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地面は土だが、日陰がたっぷりあり暑さ対策はバッチリ。

続いて、大・中型犬用犬エリアへ。小型犬用エリアに面している大・中型犬用犬エリアは、木は1本だけで岩などもなく、ただただ走るためのフィールドになっています。奥にベンチがひとつ、飼い主さんは走るワンちゃんを目の前で眺めながら休憩できます。ただ、時間によっては直射日光が当たってしまうので日差しに注意しましょう。

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小型犬が怯えないように、サイズによってスペースが分けられている。
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ドッグランの中にイスが設置されている。
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走りやすいように、長方形のスペースとなっている。

また、ドッグラン周辺には、ハーブを眺めながら休憩できるベンチがあちこちに設置してあります。中には、そばにリードフックがある便利なベンチも。

ドッグランの奥に、富士山を眺望することができるスポットがあるのも双葉SA(上り)の魅力でしょう。晴れている日は、ぜひドッグランのついでに富士山の絶景を堪能することをオススメします!

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ハーブガーデンの中にはイスが各所に設置されている。
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ハーブガーデンの奥は富士山を眺める展望台となっている。

(文:高市智子/写真:萩原文博)

※この記事は2023年4月27日に追記・再編集しました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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