■最新ティザーイメージでは、「COLT」の新ロゴ、テールライトの一部が確認
ヨーロッパ三菱は、コンパクトモデル「コルト」新型を6月8日に世界初公開することを発表するとともに、新型のティザーイメージをリリースしました。
コルトの歴史を紐解くと、初代は1962年に「コルト600」として日本で発売されました。
600は車名通りに、排気量600ccのエンジンをリアに搭載した2ドアセダンでした。翌1963年には4ドアセダンの「コルト1000」を導入、排気量1,5リットルの「コルト1500」へとつながっていきます。
コルトの車名は1969年の「コルト・ギャラン」へ継承されるも、1973年にはフルモデルチェンジにより「コルト」の名称が消滅しています。
その後コルトは、通称「Zカー」として、ダイムラー・クライスラーと共同開発。2002年に「ミラージュ」後継モデルとして復活しましたが、国内向けは2012年12月の「ミラージュ」復活により生産終了となっており、これが11年ぶりの復活となります。
最新ティザーイメージでは、「COLT」の新ロゴ、テールライトの一部が確認できます。
またこれまでのティザーイメージでは、ラウンドしたフロントエンド、シャープなヘッドライトを披露、ドアには「HYBRID EV」のバッジが見てとれることから、ルノー「クリオ E-TECHハイブリッド」から電動セットアップを流用されることもわかります。
新型は、ルノー、日産、三菱アライアンスの「CMF-B」プラットフォームを採用、トルコのブルサ工場で第5世代のクリオとともに生産される予定です。
日本市場では縁のある「ミラージュ」も2022年に生産終了となっており、コルトが三度復活するのか要注目となっています。