■2.0リッター直列4気筒ターボエンジン搭載、最大416ps
メルセデス・ベンツは、日本でも人気のクロスオーバーSUV「GLA」改良型を発表したばかりですが、ハイパフォーマンスモデルとなるAMG「GLA 45」最新プロトタイプをカメラが捉えました。
AMG 45プロトタイプは、約1年前からスクープしていますが、今回はこれまででもっともカモフラージュが薄く、いくつかの変更がはっきりと見えます。
正面から見ると、このプロトタイプにはブラックで仕上げられたクロスハッチメッシュデザインであることがわかりますが、最終的には、やはり垂直スラットを備えるパナメリカーナグリルに変更されるはずです。
また、ヘッドライトをうまく偽装していますが、形状はわずかに変化し、少しスリムに。それに伴い内部LEDデイタイムランニングライトも刷新されます。そのほか、エアインテークを含むバンパーもリフレッシュされます。
側面では、手直し中のブラックホイールアーチ、スカートのシルバーアクセント、クロムのウィンドウサラウンドなどが確認できます。リアエンドでは、テールライトのグラフィックやルーフスポイラーデザインを刷新するほか、新設計の円形クワッドエキゾーストパイプがインストールされていることがわかります。
インテリアでもいくつかのアップデートが見込まれます。新しいステアリングホイール、最新のMBUXインフォテインメントシステムを搭載するほか、現在センターコンソールにあるトラックパッドは廃止されます。
パワートレインは、2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを保持、最高出力は382psですが、上位モデル「45 S」では、最大416psを発揮。若干のパワーアップが見られると思われますが、引き続き、8速AMGスピードシフトデュアルクラッチトランスミッションを介して4輪すべてに供給されることになります。
AMG GLA 45改良型のデビューは、2023年内と予想されます。