■デビューは2024年以降で、欧州で提供されなくなる可能性も
キア(起亜)のコンパクトモデル、「リオ」次期型とみられるプロトタイプをカメラが初めて捉えました。
初代リオは、1999年に「アベラ」後継モデルとして誕生したサブコンパクトカーです。現行型となる第4世代は2017年に発売、欧州市場はハッチバックのみのラインナップですが、米国市場はハッチバックとセダンをラインナップし、韓国市場では販売されていません。
スウェーデン北部で捉えたプロトタイプは厳重なカモフラージュをまとっていますが、シャープなLEDデイタイムランニングライトを備えるスリムなヘッドライトが露出しています。また、バンパー中央に大きなインテーク、角張ったアクセント、垂直方向のエアカーテンが確認できます。
側面ではシャークアンテナを備え、なだらかに傾斜するルーフラインが見てとれます。
後部では、L字型のテールライト、助手席側にはデュアルエキゾーストパイプがあります。全体的には次世代「ソナタ」に似ていますが、サイドミラーの位置も異なるため、リオと断定していいでしょう。
キャビン内では、8.0インチのインフォテインメントスクリーンと、インストルメントクラスターの一部として4.2インチのスクリーンが装備されます。
パワートレインは、1.0リットル直列3気筒マイルドハイブリッドなどをラインナップ、このエンジンでは、最高出力は100ps、または120psを発揮します。
リオ次期型のデビューは2024年以降で、欧州で提供されなくなると噂されています。