運転中の「まぶしい！」を解決！最悪事故を遠ざける対策方法とは？

■クルマの運転中に「まぶしい！」と困ることも

クルマの運転中に太陽や対向車のヘッドライトでまぶしいと感じた経験を持つ方も多くいるはずです。

たとえば、夏の日中の強い日差しや秋冬の西日などには、強いまぶしさを感じることもあります。また、対向車のヘッドライトだけでなく、トンネル内のライトや雨が降った後の車道が乱反射する光などに、運転のしづらさを感じる方もいるかもしれません。

はたして、そういったときは、どのような対策をとればよいのでしょうか。

まず、太陽がまぶしいと感じたときは、サンバイザーや偏光サングラスを使うのがおすすめです。

純正サンバイザーは日除けとして、まぶしさを軽減させるのが主な役割ですが、紫外線をカットしてくれ、運転中の目の負担を和らげてくれる効果を持つ車用の後付けサンバイザーもあります。

こちらでは、まぶしさを抑えながらもどれだけ明るく見えるかを示す、可視光線透過率は70％以上のものを選ぶのがおすすめです。70％以上であれば、くもりの日や夕方の時間帯でも、見えやすく快適に運転できます。

トンネル内のライトや、雨が降った後の車道が乱反射する光などが気になった場合は、偏光機能付きのサンバイザーを選ぶのがおすすめです。

偏光機能とは、強い照り返しや乱反射を軽減させるもので、突然の雨や雪で乱反射する光のまぶしさも抑える役割を持ちます。

とくに、スライド機能が付いていて、日差しの向きによってサンバイザー自体の位置を変えられるタイプのものがドライバーから好評です。なかには360度回転するものもあり、さまざまな光の傾きに合わせやすくなっています。

ただし、サンバイザーを使うときに気を付けたいこともあります。サンバイザーを使うと、上方の視界を遮ってしまうため、いつも以上に標識や信号をよく確認する必要があります。

また、クルマにすでについているサンバイザーでは運転しづらいということであれば、後から付けられるタイプのものを購入して取り付けることをおすすめします。一般的には、2000円以下で購入できるものも多くあり、手軽に取り付けることができます。

少しでも運転しづらさがあり、安全に運転することが難しいと感じたら、サンバイザーを交換して快適な環境を整えてください。

また、サングラスは、レンズの色が濃いほどまぶしさの対策となりますが、日陰やトンネル内などにおいては見えにくいこともあるため、気を付ける必要があります。

それらを考慮すると、偏光サングラスが適しています。偏光サングラスとは、サングラスの一種で光を抑える通常のサングラスとは異なり、まぶしさや照り返しを抑えて、快適な視界を確保できるものです。

強い光の中でもコントラストが明確になり、見るものの形をはっきり捉えることができるため、対向車や標識などをきちんと認識できます。

太陽のまぶしさは、とくに右左折する際に翻弄され、事故に発展することもあるため、サンバイザーや偏光サングラスなどで事前に対策をとることが重要です。

対向車のヘッドライトがまぶしいとき、直視してしまうと残像が残ってしまい、危険を察知するのが遅れてしまうこともあります。

そのため、対向車が向かってくることがわかっているのならば、安全に支障のない範囲で視線をそらし、まぶしさを感じないようにするのが適しています。また、太陽の光と同様に偏光サングラスが役立つため、用意しておくとよいでしょう。

夏の強い日差しや、秋冬の西日、対向車がハイビームを使用しているときにまぶしいと感じることが多いようです。ハイビームは走行用照灯で、対向車とすれ違うタイミングではロービームを使うことになっていますが、適切に切り替えていないドライバーもいます。

キラっとしたまぶしさが原因となり、事故に発展したケースもあるため、適切にサンバイザーや偏光サングラスを使用し、安全運転を心がけくださいね。

（鈴木僚太［ピーコックブルー］）

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