現代版ワーゲンバス!バッテリーEV「ID. Buzz」が2024年年末以降に日本で発売

■70周年を記念したゴルフ、ゴルフヴァリアントの特別仕様車も発売予定

日本でもすでにお披露目されているフォルクスワーゲンの現代版ワーゲンバスである「ID. Buzz」が、2024年年末以降に発売されます。

2023年3月9日(木)、フォルクスワーゲン ジャパンは同ブランドの日本正規輸入が70周年を迎えることを記念し、2023年内に特別仕様車「ゴルフ プラチナム エディション」を発売。さらに、2024年年末以降にID. Buzzを日本に導入すると発表しました。

2024年末以降にID. Buzzが日本でも発売される
2024年末以降にID. Buzzが日本でも発売される

日本におけるフォルクスワーゲンの歴史は古く、1953年にフォルクスワーゲン・タイプ1(通称:ビートル)」が108台、タイプ2(通称:トランスポーター、ワーゲンバス)3台が正規輸入されてスタート。

今年で70年の節目を迎えたフォルクスワーゲンは、日本のファンへの感謝を示すとともに、今後もさらに愛されるブランドになるため、フォルクスワーゲンの「日本でのあゆみ」、そしてヘリテージによる「信頼性」「革新性」について積極的に発信するとしています。

2023年の計画は、2022年末に導入されたフォルクスワーゲン初のフル電動SUVの「ID.4」を通年を通して販売し、フォルクスワーゲンの主力車種であるゴルフ、ゴルフヴァリアントをベースに、多くの追加装備を備えながらも買い得感のある価格設定とした、70周年記念特別仕様車の導入が予定されています。

昨年12月に開催された「ID.SQUARE」
昨年12月に開催された「ID.SQUARE」

ID. Buzzは世界でも注目度が高いそうで、待望の日本導入になります。

かつてのタイプ1に続き、1950年代から量産され、日本でも「ワーゲンバス」というニックネームで愛されてきたタイプ2は、自由なライフスタイルを象徴し、フォルクスワーゲン ブランドのイメージ構築に大きく寄与。

そのタイプ2を、次世代のBEVに置き換えたという「ID. Buzz」は、未来に向かっていく同ブランドのイメージを牽引することになります。フォルクスワーゲン ジャパンは、70周年を記念して多様な活動を展開していく予定です。

(塚田 勝弘)

【関連リンク】

フォルクスワーゲン 日本70周年記念サイト
https://sp.volkswagen.co.jp/70th/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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