クーペもカブリオレも!全41点を大公開。ポルシェ「911」改良型のすべて

■4.0リットルから派生する小排気量エンジンは導入されるのか?

ポルシェは現在、『911カレラ』改良型に着手していますが、その派生オープンとなる「911カブリオレ」最新プロトタイプと合わせて、画像全41点を大公開します。

ポルシェ 911 カレラ 改良型プロトタイプ スパイショット
ポルシェ 911 カレラ 改良型プロトタイプ スパイショット

ウインターテスト真っ最中を捉えたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが削ぎ落とされ、新LEDヘッドライトを装備するなど、ディテールが見えてきています。

注目はLEDストリップが組み込まれていないフロントバンパーです。もし削除される場合、その機能はメインヘッドライトに配置されるはずですが、よく見るとエアインテーク上部に黒いテープが貼られており、もしかすると給気口内部からバンパーへ移動される可能性もありそうです。

ポルシェ 911 カブリオレ 改良型プロトタイプ スパイショット
ポルシェ 911 カブリオレ 改良型プロトタイプ スパイショット

コーナーエアインテークには、3つの水平スラットを配置。その奥には多数のフラップがあり、おそらく空力的な目的を果たすはずです。

ただし、それがアクティブシャッターで特定の時間にのみ開くのか、それとも位置が固定されているのかは不明です。

ポルシェ 911 カレラ 改良型プロトタイプ スパイショット
ポルシェ 911 カレラ 改良型プロトタイプ スパイショット

リアエンドでは、中央に接近しているデュアルエキゾーストパイプが見てとれます。

「GT3」や「GT3 RS」のように隣り合っているわけではありませんが、自然吸気4.0リットル水平方向6気筒ユニットの搭載が予想されているほか、4.0リットルから派生する小排気量エンジンなども噂されています。

そして最大の注目は、効率よりもパフォーマンスを重視してチューニングされると伝えられている、ハイブリッドバージョンの登場です。

911(992世代)改良型のワールドプレミアは、今後数ヶ月以内と予想され、カブリオレが同時発表される可能性もありそうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる