■4.0リットルから派生する小排気量エンジンは導入されるのか?
ポルシェは現在、『911カレラ』改良型に着手していますが、その派生オープンとなる「911カブリオレ」最新プロトタイプと合わせて、画像全41点を大公開します。
ウインターテスト真っ最中を捉えたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが削ぎ落とされ、新LEDヘッドライトを装備するなど、ディテールが見えてきています。
注目はLEDストリップが組み込まれていないフロントバンパーです。もし削除される場合、その機能はメインヘッドライトに配置されるはずですが、よく見るとエアインテーク上部に黒いテープが貼られており、もしかすると給気口内部からバンパーへ移動される可能性もありそうです。
コーナーエアインテークには、3つの水平スラットを配置。その奥には多数のフラップがあり、おそらく空力的な目的を果たすはずです。
ただし、それがアクティブシャッターで特定の時間にのみ開くのか、それとも位置が固定されているのかは不明です。
リアエンドでは、中央に接近しているデュアルエキゾーストパイプが見てとれます。
「GT3」や「GT3 RS」のように隣り合っているわけではありませんが、自然吸気4.0リットル水平方向6気筒ユニットの搭載が予想されているほか、4.0リットルから派生する小排気量エンジンなども噂されています。
そして最大の注目は、効率よりもパフォーマンスを重視してチューニングされると伝えられている、ハイブリッドバージョンの登場です。
911(992世代)改良型のワールドプレミアは、今後数ヶ月以内と予想され、カブリオレが同時発表される可能性もありそうです。
(APOLLO)