■「S68」はV8エンジン搭載の可能性あり。最高出力は750psを発揮
BMWが現在、開発を進めるクロスオーバークーペSUV、「X6」改良型に設定される最強モデル「X6M」市販型デザインを大予想しました。
9月に捉えた最新プロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュしており、デザインディテールは不明でしたが、プロトタイプをベースに制作した予想CGにより、明らかになっています。
お馴染みNikita Chuicko氏から提供されたCGのフロントエンドでは、バンパーに3分割された大型エアインテークを装備、エアロダイナミクスを向上させるスラットが端から端まで配置されかなりスポーティです。
また、新設計されたバンパーリップと、わずかに大型化されたラジエターグリルも確認できます。
後部は、テールライトを始め、バンパーやディフューザーなど現行モデルとほぼ同じですが、スプリットトランクリッドスポイラーが刷新されています。
キャビン内には、BMW最新の「iDrive 8」ソフトウェアを採用したカーブドディスプレイを搭載しています。BMWの最新のインフォテインメントを搭載する可能性がありそうです。
パワートレインに関しては、全く異なる2つの噂があります。1つは、4.4リットルV型8気筒ツインターボ「S63」エンジンを搭載し、最高出力は600ps、高性能「コンペティション」では最大617psを発揮するというもの。
2番目の噂は、現在の「S63」エンジンから新しい「S68」V8エンジンに切り替わるというものです。このエンジンはフラッグシップPHEV「コンセプトXM」の市販モデルで最初に搭載される予定のもので、その最高出力は750psにも達するといいます。いずれにしても、BMWは「世界で最も強力なクーペSUVになる」と語っています。
X6M改良型のデビューは当初2022年内と見られていましたが、最新情報では2023年後半になるようです。