■リアハンチやテールエンドにボルボ「S60」の面影も
アルファロメオが販売する4ドアセダン「ジュリア」後継モデルとなる次世代サルーンを大予想しました。
初代ジュリアは「ジュリエッタ」後継モデルとして1962年に「TI」を発売。以降、1970年代にかけて同ブランドの屋台骨を支えてきた主力モデルです。2016年には後輪駆動セダンとして復活、その後継モデルに注目が集まっています。
デザイナーのSugar Designから協力を得た予想CGは、クラシックからインスピレーションを得ることで、驚くほど美しく、しかもモダンなデザインを実現しています。特に1960年代の「ジュリア スプリントGT」の影響が見てとれます。
スプリントGTは、「ジュリア」の2ドア4シートバージョンですが、予想CGではクーペを模するようにリアドアノブを隠し、ベルトラインもスプリントを彷彿させるべくわずかに下げられています。
ですが、デザイナーが指摘するように、このデザインのインスピレーションはクラシックカーだけではなく、ヘッドライトやフロントエンドの一部には、SUV「トナーレ」など、現代のアルファロメオのデザインから引き出されています。さらに明確にはしていないものの、リアハンチやテールエンドにボルボ「S60」の面影が見えます。
ジュリア後継モデルのパワートレインは、2.0リットル直列4気筒に電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドが予想され、2025年のデビューが期待されています。