■ロータリーエンジンを発電機として使用、航続距離は400kmへ
マツダは、コンパクトクロスオーバーSUV 「MX-30 PHEV」を2023年1月13日にベルギーで開催予定の「ブリュッセルモーターショー」で初公開することを発表すると同時に、エンブレムと思われるティザーイメージを公開しました。
エンジンの排気量やシステムの詳細は明かされていませんが、2020年11月には、2022年以降に独自技術を採用したロータリーエンジンを使用する、電動化技術を導入することを発表しています。
今回発表されるMX-30には、走行中にバッテリーを再充電するためのレンジエクステンダーEVとして、ロータリーエンジンが搭載されると予想されます。
現在のMX-30は、35.5kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は200kmですが、この新開発ロータリーエンジンにより、航続距離は400km程度まで大幅に向上することが期待されています。
マツダのロータリーエンジンといえば、1960年代の名車「コスモ」からはじまり、最終的には2012年に生産終了した「RX-8」以来、11年振りの復活となります。