■「e-SKYACTIV PHEV」搭載で最大327ps発揮
マツダは現在、次世代フラッグシップクロスオーバーSUV「CX-90」を開発していますが、その最新ディザーイメージが公開されました。
同ブランドは新たなSUVラインアップを構築中で、2022年9月には「ラージ・アーキテクチャー」を採用した初のモデル「CX-60」を発売したばかりです。
そのラージ・アーキテクチャーを採用するCXシリーズの頂点に君臨するのが「CX-90」となります。
同ブランドでは、CX-90を「エレガントで大胆かつパワフルな感情の道具であり、あなたが共有するすべての体験をキュレートし、強化するように作られ、設計されている」と約束しています。
以前公開されたティザーイメージでは、フロントフェンダーの一部をチラ見せ、直列6気筒エンジンを示唆する「INLINE6」のバッジが確認できましたが、最新ティザーでは、新設計されたテールライトが露出。
外側にボックス型のセクションがあり、内側に従って絞られているデザインや、內部のLEDストリップが確認できるほか、リアウィンドウの丸みを帯びた下縁も見てとれます。
さらに充電ケーブルを持っている人影があり、画像の右側に見えることからも、PHEVシステムのプラグがCX-90の右側にあることを示唆しています。
パワートレインは、CX-60から2.5リットル直列4気筒+電気モーター「e-SKYACTIV PHEV」を流用、最高出力327ps・最大トルク500Nmを発揮します。このセットアップでは、5.8秒で時速100km/hに到達、最高速度は200km/h、電気のみの航続距離は39マイル(63km)の動力パフォーマンスを持ちます。
そのほか、3.3リットル直列6気筒ガソリン/ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッドもラインアップされます。
マツダ最大のSUVとなる3列7人乗り「CX-90」のワールドプレミアは、1月に予定されています。CX-90が2015年に導入されたCX-9に取って代わるか、それとも一緒に販売されるかは不明ですが、CX-50はCX-5と一緒に販売されるため、同様の措置が取られる可能性が高いと見られます。