メルセデスAMG GTが究極の進化。最後のピュアガソリンモデル「エディション1」をスクープ

■4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを「SL 63S」と共有

メルセデスAMGは現在、高性能2ドアスポーツカー「AMG GT」次期型を開発中ですが、その豪華スペシャルモデルとなる「AMG GT Edition1」(エディション1)が導入されることがわかりました。

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メルセデスAMG GT エディション1 開発車両 スパイショット

メルセデスお馴染みの、白黒カモフラージュラップで出現したフルプロダクションボディのプロトタイプは、エッグクレートグリル(卵の包装容器のようなもの)でパナメリカーナグリルを擬装、フロントフェンダーにはSLの「ハイパーブルーメタリックペイント」が顔を覗かせています。

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メルセデスAMG GT エディション1 開発車両 スパイショット

フロントリップスポイラー、サイドシルエクステンションなど追加のエアロコンポーネントが装着されているほか、後部では、固定式リアウィングを装備。バンパーにはベースモデルと差別化された、四角いクワッドエキゾーストパイプがインストールされています。

足回りでは、ゴールドのカーボンセラミックブレーキキャリパーを装着。ミシュランパイロットスポーツ5タイヤ(フロント295/30 ZR1、リア305/30 ZR21)を備えた20インチホイールを履いています。

内部では、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、SL同様の11.9インチのインフォテインメントで構成される、デジタルコックピットを備えた2+2 シートレイアウトが予想されます。

また、より洗練された室内装飾品、アルカンターラの室内装飾品、および「Edition1」の文字が刻印されたステアリングホイールが装備されると思われます。

注目のパワートレインですが、リアバンパーに充電ポートが見当たらないため、このプロトタイプはICE搭載モデルと予想され、メルセデス最後のピュアガソリンスポーツカーとなる可能性もありそうです。

その場合、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを「SL 63S」と共有、最高出力585ps・最大トルク799Nmを発揮し、9速オートマチックギヤボックスとAWDシステムが組み合わされるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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