■高次元のハンドリングとブレーキ性能、グリップ力を実現
ヨーロッパを皮切りに発売されたトーヨータイヤの「PROXES(プロクセス)」シリーズは、グローバル向けの最上級ブランドに位置づけられています。
2023年2月から日本国内で順次発売されるプレミアムスポーツタイヤ「PROXES Sport 2(プロクセス スポーツツー)」は、ハンドリングとブレーキング性能を高次元で両立しているのが特徴です。発売サイズは全23サイズ、価格はオープン。
同社は、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催される耐久レースをはじめとしたモータースポーツへの参戦を通じて、過酷な条件の中から得た知見を商品開発にフィードバックされます。
このほど発売される「PROXES Sport 2」も、こうした経験を生かし、スポーツタイヤに求められるハンドリング性能とブレーキ性能をハイレベルで実現。
タイヤの性能で鍵を握るパターン設計では、同社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」が採用され、材料開発では、独自の材料設計基盤技術である「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」が活用されています。
見た目の特徴である非対称のトレッドパターンと違いのあるコンパウンドを採用することで機能の分担を図り、制動力と操舵フィールの向上に寄与。また、トレッド部の内側のコンパウンドには、ゴムの柔軟性に寄与するシリカを均一に分散することで、路面の凹凸にタイヤがしなやかに接地。これにより、ウェット、ドライ路面を問わずグリップ性能が向上しているそう。
一方、外側のコンパウンドでは、シリカの分散を制御することで、ゴムの剛性が確保されています。また、構造設計では、サイド部のたわみを最適化する新プロファイル形状を備えることで、車線変更時やコーナリングの際にタイヤの変形が抑制され、ウェット、ドライの両路面でのハンドリング、スタビリティの向上に寄与しているとしています。
走りを積極的に楽しみたい人に最適なトーヨータイヤの「PROXES Sport 2」。愛車のハンドリング、ブレーキング性能を高め、ドライ、ウェットを問わず高いグリップ力を提供してくれます。
(塚田勝弘)