ランボルギーニが「全地形対応型のウラカン」を11月30日に公開へ。オバフェン&オフロード向けタイヤを装着

■史上最高にワイルドなウラカンが出現

ランボルギーニ ウラカン ステラートのティザームービーのワンシーン。フロントビュー
ウラカン ステラートのティザームービーより。引き上げられた車高にご注目

アウトモビリ ランボルギーニは、2022年11月30日にウラカンの派生モデル「ウラカン ステラート(Huracan Sterrato)」をワールドプレミアします。

リリースに「The first all-terrain super sports car(初めての全地形対応型スーパースポーツカー)」と謳われているとおり、悪路も走破できるスペシャルなモデルとなる模様です。

「ウラカン ステラート」の詳細はまだ明らかにされていないものの、正式発表に先行して公開されたティザームービーには、土煙を豪快に巻き上げながら悪路を疾走する、カモフラージュ姿のウラカンの様子が収録されています。

●オフロード向けタイヤやオバフェンを装備

ランボルギーニ ウラカン ステラートのティザー画像。リヤビュー
ランボルギーニ ウラカン ステラートのティザー画像

ティザー画像によると、ボルトオンスタイルのオーバーフェンダーや、オフロードライト、ルーフレールなど、過酷なオフロード走行を想定した意匠が追加されている様子。足元に装着されているのも、ブリヂストンのSUV・4WD向けタイヤ「デューラー」です。

なお、「sterrato」はイタリア語で「ダート」を指す言葉。ランボルギーニとオフロードは一見食い合わせの良くない組み合わせにも感じますが、ウラカンは自慢の電子制御式4輪駆動システムを搭載しており、そもそもトラクション性能については自信満々です。

ランボルギーニ初のSUV、LM002。フロントビュー
ランボルギーニ初のSUV、LM002は1986〜1992年の間に300台生産された

なにより、ランボルギーニは1986年というスーパーカーメーカーとしては異例のタイミングの段階で、本格的なオフロードカー「LM002」を投入しており、4×4には一家言をもつメーカーです。

ウラカン ステラートは、内燃機関のみで走る最後のランボルギーニになるという話も聞こえています。何故ランボルギーニがここへきてオフロード仕様のウラカンを投入するのか。その理由は11月30日に明らかにされます。

三代 やよい

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三代やよい 近影

三代やよい

自動車メーカー勤務後、編集・ライティング業に転身。メカ好きが高じて、クルマ、オートバイ、ロボット、船、航空機、鉄道などのライティングを生業に。乗り継いできた愛車は9割MT。ホットハッチとライトウェイトオープンスポーツに惹かれる体質。
生来の歴女ゆえ、名車のヒストリーを掘り起こすのが個人的趣味。
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