APOLLO 
■後部では水平基調のLEDテールライトが初めて露出
BMWが現在開発中の「5シリーズ」次期型に設定される最強モデル、「M5」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
開発車両のフロントエンドでは、量産型ヘッドライトを装備、大径ホイールを収納するワイドなホイールアーチなど、完全なプロダクションボディをまとっています。
コンシールメント（隠すもの）はノーズを完全に覆っていますが、ワイドグリルの一部を見ることができるほか、バンパー中央には大径のエアインテーク、その両側にはコンパクトな吸気口が配置されていることがわかります。またボンネットの中央には、パネルがリベット留めされていますが、同社がそこに何を隠しているのか不明です。
側面ではY字スポークとV字スポークを組み合わせた、最終的なコンポーネントと思われるホイールを装着。リアエンドでは、水平基調のLEDテールライトが初めて露出していますが、これが最終的なものかは断言できません。
バンパーには円形のクワッドエキゾーストパイプをインストールし、その上部には「Electrified Vehicle」（電化された車両）のステッカーが確認できます。
パワートレインは、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンに電気モーターを組み合わせ、最高出力は650psと予想、「コンペティション」モデルでは、最高出力は750ps以上・最大トルク1,000Nmを発揮する可能性がありそうです。
次世代のM5には、BMWカーブド ディスプレイ（シームレスに統合されたフル デジタルインストルメントクラスターと中央ディスプレイ）、iDrive 8.0、超広帯域技術を備えたBMWデジタルキープラス （デジタルキー3.0）など、BMWグループの最新の技術機能が搭載される可能性が高いです。また、ハンズフリーの高速道路運転と、ハンズフリーの駐車機能を備えた、少なくともレベル2の自動運転が期待できるといいます。
BMWでは5シリーズ次期型を2023年にリリース予定で、M5はその1年後の2024年と予想。その後にはM5ツーリングも噂されています。
