APOLLO 
■流麗なルーフに、リアウィンドウ上部へスプリットルーフスポイラー装着
ジャガーは10月に入り、2ドアクーペ「Fタイプ」最終モデルとなる「Fタイプ75」と「FタイプR 75」を発表しましたが、現行型最終バージョン、又は電動化される次期型に予想されるその「4ドアバージョン」CGを入手しました。
Fタイプは「XK」後継モデルとして2013年に登場、2代目となる現行型は2020年にデビューしましたが、2023年内に生産終了となると同時に、前述の2台のFタイプをもって、75年にわたる同社の内燃機関搭載スポーツカーの歴史に幕がおろされることになります。
両最終モデルは、5.0リットルV型8気筒ガソリンスーパーチャージャーエンジンが搭載され、「75」では最高出力450psを発揮、0-96km/h加速4.4秒、最高速度285km/hのパフォーマンスを発揮します。また「R 75」では、最高出力575ps、0-96km/h加速3.5秒、最高速度299km/h（電子制御）の高性能を持ちます。
予想CGを提供してくれたのは、お馴染み「Sugar Design」です。4ドアクーペバージョンでは、流麗なルーフと後部ドアを装備、リアウィンドウ上部には、インパクトのあるスプリットルーフスポイラーが配置されています。またクーペルーフながら、後部座席の乗客にも十分なヘッドスペースが提供されるように見えます。これは車両の全体的なデザインを損なうことなく、ルーフラインの修正と編集を行ったことによる巧妙なトリックです。
前述の通りFタイプは終了が近づいており、内燃機関モデルとして4ドアクーペが登場する可能性は低いですが、近い将来EVモデルとしての復活も噂されており、それを機に4ドアクーペ設定の噂も囁かれています。
