■ボルボXC40やLynk & Co 01などと「CMA」プラットフォームを共有
ルノーは、ジーリー(吉利)と傘下のボルボが開発したアーキテクチャをベースとする、新型クロスオーバークーペSUVを2024年に発売することを発表、そのティザーイメージを初公開しました。
●Dセグメントで戦うハイブリッドモデルに
この新型モデルは、吉利とのパートナーシップから生まれた最初のルノーモデルとなります。国内および海外市場で販売するために、ルノーコリアモーターズ (RKM)が韓国で製造します。
ボルボXC40やLynk & Co 01などの車両を支える、ボルボの「CMA」(コンパクトモジュラーアーキテクチャプラットフォーム)に基づいているため、既存のルノーモデルと異なります。
現在わかっているのは、効率的なハイブリッドパワートレインを搭載し、Dセグメント市場で競合するモデルとなること。
メーカーは、「この車両は、非常に有望な新しいハイブリッドプラットフォームを活用するRKMの能力も示しています」とプレスリリースで発表。「テクノロジーとイノベーションが、モビリティとデジタルライフを結びつけ、思いやりのあるサービスを提供する未来に、搭乗者を導きます」と付け加えられています。
リリースされたティザーイメージでは、洗練されたクーペSUVシルエットがわかるほか、スリムなヘッドライト、ボンネットとフロントクォーターパネルの際立つプレスライン、滑らかなルーフライン、高いテールゲート、ルーフに取り付けられたスポイラーなどが見てとれます。
ルノーは今後6年間で韓国に9億ユーロ(約1321億円)以上を投資、ルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)は、この国が今後数年間で重要な生産拠点として機能すると述べています。
このSUVを起点に、今後両メーカーが新型スポーツカーを開発する可能性もありそうです。