目次
■ついにボクも結婚、そして父になりました♪
●仲間のレースをサポートし、レースに関わる新たな道も開いてみた
皆さんこんにちは。井出有治です。
10月に入り、一気に秋を感じるようになってきました。長引く暑さもちょっとずつ息をひそめ、朝夕はだいぶ肌寒くなってきたので、皆さん、出掛ける際には羽織るものを1枚、忘れずに!
先日、クリッカーでも報告がありましたが、2022年のスーパーGTに、NISSAN GT-R NISMO GT3でGT300に参戦していましたが、残念なことに第3戦の鈴鹿を最後にレース参戦休止…ということになってしまいました。
要因は様々あるのですが、4年振りの参戦で気合万全、ポイントも着々と重ねていただけに…ホントに残念でなりません。
最終戦だけでもなんとか出たいな、なんてことも思ってはいるのですが、そんなに簡単なものでもないのがスーパーGT。
自分で言うのもなんですが、これまでもレースキャリアの中でいろんな苦労をしてきたので、こんなことがあっても『あのときの辛さ』に比べたら…と思って、気持ちを落ち着かせています。
●F1日本GPにて2022F1ドライバーズチャンプがマックス・フェルスタッペン選手に決定!
これを書いている10月9日(日)は、F1日本GP決勝日。雨によりスタート後すぐに赤旗中断。2時間以上もの中断後、残り30分強、29周というスプリントレースのようなレースが行われました。
結果、フェルスタッペン選手が優勝、そして2022ドライバーズチャンプが決定しました。
おめでとう、マックス!
今シーズンのHONDAパワーユニットのパフォーマンスはパワーだけでなく、信頼性の高さに驚かされました。エンジンパワーがあるから、マシンのセットアップもより高いダウンフォースレベルで戦うことができる強みがありましたね。
まあドライバーのフェルスタッペン選手が常に速さを見せていたのは、誰もが理解しているはず。
その中で、イメージとしては荒々しい走りのフェルスタッペン選手ですが、今シーズン、ボクが観ていて凄いと思ったのは、“タイヤマネージメント”の上手さの成長にあります。
鈴鹿でもインターミディエイトタイヤを速いペースで走りながらも、最後まで上手く使いこなし、ライバルのルクレール選手を20秒近くも離していました。
今のマックスは速さだけでなく、上手さが加わったことで、ライバルたちに付け入らせない“無敵状態”なので、来季も暴れてくれそうですね!
●2021年スーパー耐久の仲間のレースをサポート
『Fanatec GT World Challenge Asia Powered by AWS(ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイAWS)』というレースをご存じですか?
名前の通り、マレーシア、日本(鈴鹿、富士、SUGO、岡山国際)と、アジアを転戦するレースです(※最終戦のインドネシアは中止になってしまいました)。
このレースのジャパンカップ(JAF戦)に、2021年スーパー耐久レースST-Xクラスを共に戦った、植松忠雄選手率いるTeam Uematsu(チーム・ウエマツ/パートナーは内田優大選手)がMcLaren(マクラーレン)720S GT3で、GT3クラスのAm(アマドライバーズ)に参戦。
ボクもフリー走行でマシンのバランスチェックをしたり、アドバイザーとして富士と岡山のレースをサポートしました。
このレースは、クリッカーのやすのさんは「クラスだのカテゴリーだのドライバーだのによるクラス分けが多すぎてよく分からん(怒)」とブツブツ言っていますが(実際にリザルトだけ見ると区別がつきにくい)、GT3/GT4の中でもプロ、シルバー、ブロンズ、アマとかドライバーの組み合わせでクラス分けがあったり、FIA戦、JAF戦でも違ったり、またオーバーオール(GT3、GT4別の全クラスによる順位付け)もあったり…。
まぁとにかく、植松選手はジャパンカップのGT3・アマ・ドライバーズにエントリー。
レースは土曜日に予選、レース1。日曜日にレース2と、なかなか忙しい! レース結果は…。
【Fanatec GT World Challenge Asia Powered by AWS/ジャパンカップ】
Team Uematsu(McLaren 720S GT3)
■鈴鹿サーキット(7月14日~17日)
レース1 3位
レース2 リタイヤ
■富士スピードウェイ(7月22日~24日)
レース1 1位
レース2 3位
■SUGO(8月19日~21日)
レース1 1位
レース2 3位
■岡山国際サーキット(9月23日~25日)
レース1 1位
レース2 2位
結果、ジャパンカップ GT3・アマ・ドライバーズで、チーム・ウエマツがシリーズタイトルを手にしました。
最終戦の岡山戦レース2では、タイトルが決まるプレッシャーの掛かったレースでしたが、植松選手・内田選手は終始落ち着いた走りでラップを重ねていたので、安心して観ていられました。
おめでとうございます!
なんだか、ボクも新しいジャンルのお仕事を開拓したみたいな!
●ついに結婚し、新米パパになりました♪
報告がと~っても遅くなりましたが、ボク、井出有治は、今年1月に亡くなった母の誕生日である4月22日に、入籍・結婚をしました。
妻は一般の方なので詳細は控えますが、地元・埼玉で知り合い、コロナ禍の中、共に助け合ってきました。
そして、9月20日、第一子の女の子を授かり、ついにボクはパパになりました!
予定よりも1ヵ月ほど早く産まれたこともあり、出生時の体重は2350gと小さかったのですが、とても元気に生まれてくれました。
名前は『琴葉(ことは)』と命名しました。
”琴”の音の様にみんなの心を癒し和ませ、”葉”の様に太陽の光をたくさん浴びてすくすくと育ってもらい…という思いです。
ずっと「有治の孫を見たい!」と言い続けていた母に抱いてもらえなかったが、本当に心残りです…。
もうね、可愛くってしょうがないんです! あんなに小さな手でボクの指を強く握られちゃうと、何があっても守りたいと思いました。
今後はレースはもちろん、父親として頑張りますので、変わらぬ応援、よろしくお願いいたします。
(文:井出 有治、永光 やすの/画像:Team Uematsu、井出 有治)
【関連リンク】
井出有治オフィシャルwebサイト
https://www.yuji-ide.com/
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