■4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンに高性能電気モーターを強化
BMWは9月28日、「M」ブランド初の電動クロスオーバーSUV『XM』を発表しましたが、その頂点に設定される本丸「XM Label Red」市販型の画像が流出、スウェーデンのエージェント経由で入手しました。
XMは、M1以来のBMW初のスタンドアロンMモデルとなります。パワートレインには、4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンに高性能電気モーターを組み合わせた「Mハイブリッド」を搭載、最高出力は644ps、最大トルク800Nmを発揮します。
対して未公開の「Label Red」では、同エンジンと電気モーターに加えられた変更により、最高出力748ps、最大トルク997Nmを発揮、ベースモデルが0-100km/h加速4.1秒なのに対し、Label Redでは4秒未満に短縮されると思われます。
BMWオーストリアのSNSで誤って投稿されたリーク画像は、ダークブルーにボディをペイント、標準のXMの「ナイトゴールド」トリムの代わりに、フロントグリル、ウィンドウライン、ショルダーラインに赤いアクセントが付いているほか、ウィンドウ越しに見える内部には赤いシートを装備していることが最大のポイントです。
また、BMW Xの公式公開写真では、オプションの23インチホイールを装着しているのに対し、XMラベルレッドはより小さな22インチホイールを装着しているように見えます。
XMラベルレッドは2023年秋にモデルラインアップに追加予定で、価格は185,000ドル(約2,600万円)と予想されています。